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【参考資料2】腎疾患対策検討会報告書 (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34471.html |
出典情報 | 腎疾患対策及び糖尿病対策の推進に関する検討会(第3回 8/2)《厚生労働省》 |
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症する腎硬化症が年々増加していることに注意すべきである。
図5 新規透析導入患者の原疾患の年次推移
人
新規透析導入患者の原疾患の年次推移
18000
2016年末
の実数
16000
糖尿病性腎症
16103人
14000
12000
その他、不明
9678人
10000
8000
慢性糸球体腎炎
6000
6186人
4000
腎硬化症
5285人
2000
0
糖尿病性腎症
慢性糸球体腎炎
腎硬化症
その他
日本透析医学会誌 「わが国の慢性透析療法の現況」の1983年~2016年度分をもとに、がん・疾病対策課作成
「統計調査結果は日本透析医学会により提供されたものであるが、結果の利用、解析、結果および解釈は作成者が独自に行っている
ものであり、同会の考えを反映するものではない。」
○CKD と循環器系疾患の関連について
CKD 患者は、循環器系疾患(心筋梗塞や脳梗塞等)のリスクも高いことが知られている。
腎不全は、悪性新生物、心疾患、肺炎、脳血管疾患、老衰、不慮の事故に次いで我が国の
死因の第7位である(平成 27 年人口動態調査)が、透析患者をはじめとする CKD 患者は、
死因の上位である心疾患や脳血管疾患等の合併症が死因となることが多い。このため、
CKD は国民の健康に与える影響が大きく、生命をおびやかす重篤な疾病であると広く認識
し、対策を行うべきである。
○原疾患を問わないCKD対策について
平成 28 年度に糖尿病性腎症重症化予防プログラム(15 ページ参照)が策定されるなど、
腎疾患対策のうち糖尿病性腎症対策の重要性の認識は広まりつつある。一方、CKD は原
疾患を問わない概念であり、血圧、血糖の管理や減塩指導等の治療原則も共通である。ま
だ絶対数は少ないものの、年々増加傾向である腎硬化症を含めた生活習慣病対策と、若
年者や長期透析患者も少なくない、慢性糸球体腎炎等の難病対策も含めた CKD 対策を行
うことで、より効果的・効率的な対策につながることが期待される。
5
図5 新規透析導入患者の原疾患の年次推移
人
新規透析導入患者の原疾患の年次推移
18000
2016年末
の実数
16000
糖尿病性腎症
16103人
14000
12000
その他、不明
9678人
10000
8000
慢性糸球体腎炎
6000
6186人
4000
腎硬化症
5285人
2000
0
糖尿病性腎症
慢性糸球体腎炎
腎硬化症
その他
日本透析医学会誌 「わが国の慢性透析療法の現況」の1983年~2016年度分をもとに、がん・疾病対策課作成
「統計調査結果は日本透析医学会により提供されたものであるが、結果の利用、解析、結果および解釈は作成者が独自に行っている
ものであり、同会の考えを反映するものではない。」
○CKD と循環器系疾患の関連について
CKD 患者は、循環器系疾患(心筋梗塞や脳梗塞等)のリスクも高いことが知られている。
腎不全は、悪性新生物、心疾患、肺炎、脳血管疾患、老衰、不慮の事故に次いで我が国の
死因の第7位である(平成 27 年人口動態調査)が、透析患者をはじめとする CKD 患者は、
死因の上位である心疾患や脳血管疾患等の合併症が死因となることが多い。このため、
CKD は国民の健康に与える影響が大きく、生命をおびやかす重篤な疾病であると広く認識
し、対策を行うべきである。
○原疾患を問わないCKD対策について
平成 28 年度に糖尿病性腎症重症化予防プログラム(15 ページ参照)が策定されるなど、
腎疾患対策のうち糖尿病性腎症対策の重要性の認識は広まりつつある。一方、CKD は原
疾患を問わない概念であり、血圧、血糖の管理や減塩指導等の治療原則も共通である。ま
だ絶対数は少ないものの、年々増加傾向である腎硬化症を含めた生活習慣病対策と、若
年者や長期透析患者も少なくない、慢性糸球体腎炎等の難病対策も含めた CKD 対策を行
うことで、より効果的・効率的な対策につながることが期待される。
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