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【資料4】特定施設入居者生活介護 (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34470.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第221回 8/7)《厚生労働省》
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特定施設入居者生活介護・地域密着型特定施設入居者生活介護の現状と課題
<現状と課題>
◼ 特定施設入居者生活介護は、特定施設に入居している要介護者を対象として行われる、日常生活上の世話、機能
訓練、療養上の世話のことであり、介護保険の対象となる。


利用者の状況をみると、要支援1から要介護5までの利用者に占める要介護3~5の割合は約46%を占めるが、
その割合は3年前と比べ横ばい傾向だった。要支援から幅広く選択できる特定施設入居者生活介護は、要介護高齢
者の受け皿として一定の機能・役割を果たしている。



整備量については、第8期介護保険事業計画では令和2年度(2020年度)実績値26万人から、令和7年度
(2025年度)にかけて32万人(26%増)の見込み量となっている。



令和4年度(2024年度)時点での整備量は、有料老人ホームの入居定員数は約61万人、施設数は約16,000件、
サービス付き高齢者向け住宅の登録戸数は約27万戸、施設数は約8,000棟となっており、いずれも増加傾向にある。
そのうち、特定施設入居者生活介護の指定を受けている有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の入居定員
数は約30万人、施設数は約5、000件であり、受給者数及び給付費は増加傾向にある。



収支差率は、令和元年3.0%、令和2年4.6%、令和3年4.0%と推移している。



医療的ケアを必要とする利用者の割合は、全体的に横ばいで推移している。



看取りについては、5割を超える事業所において行われている。



介護付き有料老人ホームにおける看取りを受け入れられないことがある理由については、看取りを原則的に受け
入れていない施設では、「夜間は看護職員がいないから」が最も多く7割弱となっている。希望があれば受け入れ
るとしている施設においても、「対応が難しい医療処置があるから」という理由が最も多く、8割弱となっている。

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