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資料 第8次医療計画策定に向けた在宅医療について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24354.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(第2回 3/9)《厚生労働省》
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第1回WG(2021/10/13)における主な意見①
■ 在宅医療の基盤整備について
〇 在宅医療の現場では介護系サービスも行われており、高齢者向け住宅も含まれるため、これらも踏まえた議
論が必要。

〇 5疾病5事業は県が中心、在宅医療は市区町村中心のため、都道府県及び都道府県医師会等が連携して市区
町村を支援することが非常に重要。
〇 在宅医療を支えるために訪問看護事業所は不可欠な基盤であるので、訪問看護事業所数や従事者数が全ての
都道府県の医療計画で記載され、24時間体制の訪問看護ステーションや機能強化型というようなサービスの機
能を示す指標の記載もさらに進むことが重要。

〇 今後、医療の担い手が減少していく中でマンパワーの確保や職種間連携、関係施設の連携、在宅医療に関わ
る従事者の質の向上が重要。
〇 在宅医療は介護や福祉等ともつながっており、幅広い議論が必要。地域包括ケアシステムの構築の観点か
ら、もう少しエリアを限り、医療・介護・福祉等含めた議論ができる協議の場が必要。
〇 在宅医療において積極的な役割を担う医療機関を医療計画に入れていただきたい。

〇 在宅医療は普段から365日24時間、小さな医療機関が対応。医師の労働時間の短縮により、必要なことを
やりたい場合に労働時間の短縮とは逆に向いてしまうこともあると思う。
〇 訪問看護の数値等が全ての都道府県で挙げられていないため、第8次医療計画では挙げていただきたい。
〇 情報通信機器等の活用に関して、24時間体制に近い形で訪問看護を提供する上でも、テレナーシングの在り
方を検討いただきたい。
〇 地域連携薬局は在宅医療の実績を認定基準の一つとしており、在宅医療に着実に取り組んでいる薬局である
ため、地域連携薬局の認定数が指標の一つとなり得るのではないか。
〇 精神科の在宅医療は、本人の病識がなく受診に結びつかない患者の存在や入院中の精神障害者の方などの
退院促進の問題、栄養面・保清面に伴う身体合併症、近隣とのトラブル、経済的な困窮等非常に多様な問題
が関わっていることが多く、支援も多岐にわたるのが特徴。

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