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【資料3】こどもにとってより良い医療の在り方等 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35106.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第167回 9/7)《厚生労働省》
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こども医療費助成の影響に係る分析について

医療費助成が医療費等に与える影響について、改めて分析を行い(特に無料とした場合の影響など)、地方自治体等とその認
識を共有し、適切な対応を求めていく必要。そのために減額調整措置の廃止を検討する今年夏~秋に向けて、
① 既存の論文の調査
② NDBデータ等を用いるデータ分析(当面は厚労省内で独自に分析を行い、その後継続的に専門家による分析を行う)
を行っていく。
また、令和6年度においては、専門家などの有識者を交えた分析・検討の場を設け、さらなる分析を行う。

<令和5年度>
①既存の論文の調査
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律(全社法改正)の審議で取り上
げられた飯塚・重岡論文以外にも、こども医療費助成と受療行動および健康状態等の関係を分析した論文はいくつか存在。それ
らについて、どのようなものがあるかリサーチを行う。

②データ分析


コロナ前(2019年度以前)のNDB等のデータを用いることにより、
➢ その自治体の医療費助成の状況(特にどの時点で拡充(無料化)を行ったか)
➢ その自治体の医療費等の伸び
の関係を分析する。
※ 市町村別のより詳細な助成の状況を勘案するため、一定程度地域を絞って分析することも検討(同一都道府県内での市町村間の差を分析す
るなど)

<令和6年度>
令和6年度の厚生労働科学研究において、こどもの医療費助成による受診行動の変容等の研究も実施つつ、並行して、専門家など
の有識者を交えた分析・検討の場を設け、さらなる分析を行う。

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