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参考資料 3-3 令和5年6月9日開催令和5年度第1回運営委員会資料4-2 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35085.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和5年度第2回 9/20)《厚生労働省》
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血漿分画製剤事業の採算性の悪化について
1.血漿分画製剤の多くは代替薬がなく、長期にわたる安定供給が求められ、
生産体制を維持するために継続的な設備投資が必要となる。
2.血漿分画製剤は製造工程が長く、複数の設備を要することから装置産業とも言われ、
生産体制を維持・更新するためには多額の設備投資が必要となる。
3.特に、国内分画事業者は各社とも製造設備の老朽化が進んでおり、
近い将来、大規模な設備投資に迫られる可能性が見込まれる。
武田薬品工業 成田工場

約40年経過 (1980年代前半頃から稼働)

KMバイオロジクス

約45年経過 (1970年代後半頃から稼働)

日本血液製剤機構 千歳工場

約40年経過 (1980年代前半頃から稼働)

日本血液製剤機構 京都工場

約45年経過 (1970年代後半頃から稼働)

4.また、ウイルスの不活化・除去などの安全対策に係る設備投資も継続的に発生する。
➢ 血漿分画製剤の事業継続性を確保するためには、多額かつ継続的な設備投資に
耐えうる利益を得られるだけの採算性を確保することが求められる。

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