オンライン診療その他の遠隔医療の推進に向けた基本方針（案）の概要-２

令和５年５月12日
第98回社会保障審議会医療部会

資料１

Ⅲ 医師等医療従事者間での遠隔医療
遠隔放射線画像診断、遠隔病理画像診断、遠隔コンサルテーション、遠隔カンファレンス、遠隔救急支援、12誘導心電図伝送、遠隔ICU、遠隔手術指導等

期待される役割

様々な形態

○ 医療資源の少ない地域における医療の確保への貢献

・D to D

○ 効率的・効果的な医療提供体制の整備

・D to N、D to その他医療従事者

○ 医療従事者の働き方改革等への寄与

・N to N、N to その他医療従事者、その他医療従事者 to その他医療従事者 （支援・指導）

現状の課題
・遠隔にいる医師（医療従事者等）の役割と責任の範囲の明確化
・個人情報保護法制に沿った遠隔医療における患者の医療情報の共有
・遠隔医療システムの安全管理、緊急時や不測の事態への対応策の検討 等

関係者の取組みの方向性
【国の取組み】
・医療機関が導入時に参考とできるような事例集、手引き書等の作成
・遠隔医療に関する課題の整理、エビデンスの収集や構築 等
【都道府県及び市町村の取組み】
・遠隔医療に関する地域における先行事例を把握し、導入を検討中の医療機関に対して、導入済みの医療機関を紹介するなど、医療機関間
の連携関係の構築を支援する 等

Ⅳ その他遠隔医療に関連する事項
１ 地域の医療提供体制の充実に向けた都道府県又は市町村の取組み
２ 医療従事者教育／患者教育の充実
３ 質評価／フィードバック
４ エビデンスの蓄積

５ 新しい技術を踏まえた遠隔医療の推進

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