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資料2-1 薬局薬剤師DX推進について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24389.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第2回 3/10)《厚生労働省》
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海外で先行する薬局薬剤師DX(薬局・薬剤師の将来像・人材育成のあり方)
海外では、薬剤師は デジタル技術に精通し、患者に寄り添ったフォローアップを行い、リアルワールド

テータに基づいた薬学管理を担うことが求められている。そのため、デジタル活用やデータ分析を身につけ
るための再研修を含めた薬剤師の人材育成のあり方も見直す必要があるのではないか。

<岐路に立つ未来の薬剤師(提言ポイント)>
~処方薬の配布から患者ケアの最適化へ~
○プライマリーケア
慢性疾患の管理、予防と健康、メンタルヘルスのサポー
ト、高齢化社会におけるケアサービスの補完・拡張
○専門医療
がん、細胞・遺伝子治療、希少疾患などの専門領域の薬物
療法の専門性知見の発揮
○デジタルヘルス
個別診断への情報アクセス提供、デジタル治療薬の処方、
顧客がニーズに合ったデジタルヘルスツールの特定支援。医
療機器や健康アプリの設定支援や得られるデータ解釈

<4年後(2026年)に向けて所属薬剤部
スタッフの準備状況に関する回答>
項目

準備状況

服薬調整の実施、薬歴作成、健康記
録からデータ抽出によるケアサービ
ス提供

73%

ウェアラブルや遠隔健康管理アプリ
など、遠隔で得られたデータを活用
した慢性疾患管理

66%

デジタル・AI技術による投薬管理

51%

デジタルデバイドなど医療格差に配
慮した高度データ分析活用

82%

○公衆衛生分析
臨床判断支援と集団健康分析のためのアルゴリズム開発、
地域の健康改善するプログラム設計するための分析的役割
(出典)Delloit ‘The pharmacist of the future’ (2021)
※ 枠内文書は出典を和訳したもの。

(出典)ASHP(全米病院薬剤師協会)forecast 2022

を基に厚労省作成(準備状況は準備できている、
ある程度準備できていると回答した比率の合計)

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