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資料2-1 薬局薬剤師DX推進について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24389.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第2回 3/10)《厚生労働省》
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薬局薬剤師DXについての現状・課題と論点
【現状、課題】
○ 「患者のための薬局ビジョン」(2015年)において、対物から対人業務にシフトしていく薬局のあるべき将来像を示し
た一方、これまで必要な情報基盤が十分整っていなかったこともあり、患者からの聞き取り等、断片的な情報に基づき
対人業務に従事せざるを得ず、ビジョンに示された薬局の価値が十分に発揮されているとは言いがたい状況。
○ コロナ渦でオンライン診療・服薬指導をはじめ、世界的に医療分野のDXに関心が飛躍的に高まっているが、電子処
方箋等、海外ではコロナ以前から取り組みが先行。
○ 日本は、国が主導する形で医療データ情報基盤が整いつつあり、ウェアラブル端末等から得られる情報(リアルワール
ドデータ)も急増。
 レセプト薬剤情報や特定健診情報等のマイナポータル経由での閲覧(2021年10月~)
 オンライン診療・服薬指導の恒久ルール策定(今年度中)
 電子処方箋システムによるリアルタイムでの処方・調剤情報の閲覧(2023年1月~)
 PHR・コミュニケーションツールとして電子版お薬手帳アプリの利活用推進

【論点】
○ 電子処方箋、オンライン服薬指導、マイナポータルを通じた各種医療情報の共有等のデジタル技術の進
展を踏まえ、諸外国のDX動向を踏まえ、薬局薬剤師の業務はどのように変化していくべきか。
○ 特に、患者フォローアップ情報を収集・分析し、個人にオーダーメイドしたヘルスケアサービスを提供すること
や、受診勧奨を行うことについては、地域の薬剤師が中心となって担っていくべきではないか。

○ その際、薬剤師が患者から収集したフォローアップ情報だけではなく、IoTデバイス等の活用により得られる
PHRも含め、いかに有効に活用するかが重要である。そうした情報を適切に活用するために、薬剤師はど
のような知識や技能を身につけていくべきか。
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