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資料2-5  デジタルを用いた多職種連携強化と薬局薬剤師に期待される役割~イギリスの事例を参考に ~(成瀬道紀参考人提出資料) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24389.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第2回 3/10)《厚生労働省》
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参考資料:イギリスの薬局のサービス



CPCF(Community Pharmacy Contractual Framework)というNHSと薬局との契約のフレーム
ワークで、薬局のサービスが定義(2005年~)。
契約上は、全ての薬局が提供するEssential Services、基準を満たして契約した薬局が提供す
るAdvanced Services、NHSの地方組織ごとの独自のサービスであるLocally Commissioned
Servicesに分類。
Essential Services
サービス名
調剤
Dispensing Medicines
医療器具の供給
Dispensing Appliances
リフィル処方箋
Repeat Dispensing
退院時医薬支援サービス
Discharge Medicines Service
公衆衛生
Public Health
地域の医療福祉サービスの案内
Signposting
セルフケアのサポート
Support for Selfcare
不要な薬の廃棄
Disposal of Unwanted Medicines

概要
処方箋に基づく調剤。服薬指導を実施。
調剤や指導の内容は記録に残す。
医療器具の販売。
リフィル処方箋に基づく調剤。同じ薬が継続的に必要な患者に対して、処方
箋を繰り返し利用することで一定期間医師を受診することなく調剤が可能。
病院・NHSからの紹介を受けた退院後の患者に対して、薬物療法に関する
コンサルティングを実施。薬局は入院中のデータなどの連携を受ける。
年6回の健康増進キャンペーンに参加。
薬局へのポスターの掲示など。
顧客の状況に適した地域の医療や社会福祉のサービスを提供する施設を
紹介。
セルフケアを行う患者への助言。OTC医薬品の販売。必要であれば受診を
勧奨。
患者から不要になった薬を受け取り廃棄。

(資料)Pharmaceutical Services Negotiating Committeeより日本総合研究所作成

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