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資料2-5  デジタルを用いた多職種連携強化と薬局薬剤師に期待される役割~イギリスの事例を参考に ~(成瀬道紀参考人提出資料) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24389.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第2回 3/10)《厚生労働省》
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イギリスの取り組み(多職種連携強化①ITツールの活用)
• ITツールを、薬局薬剤師の多職種連携に積極活用。
イギリスで薬局薬剤師の多職種連携に寄与しているITツール
ITツール

特徴

電子処方箋

・NHSの中央サーバー(Spine)でデータ管理
・事前登録、またはトークン(紙のバーコード)を持ち込むことで
処方箋を閲覧・処理する薬局を特定
・2005年導入。普及率90%(2018年時点)。
⇒タイムリーな情報共有、効率化による対人業務へ割ける
時間の増加などの効果。

Summary Care Record
(SCR)

・NHSの中央サーバー(Spine)でデータ管理。
・GP(総合診療医、家庭医)がデータを整備。
・2016年から薬局薬剤師にSCRへのアクセス権限。
(共有されるデータの内容)
①基本情報:薬歴・アレルギー・副作用
②追加情報:投薬の理由・診断内容・ワクチン接種情報など

NHS mail

・異なる組織に属する医療従事者間のメールサービス。
・セキュリティが確保され患者データも伝達可能。

(資料)Pharmaceutical Services Negotiating Committee、NHS Digital、OECDより日本総合研究所作成

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