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資料3-1 こども未来戦略方針の具体化に向けて (2 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_mirai/dai7/gijisidai.html
出典情報 こども未来戦略会議(第7回 10/2)《内閣官房》
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こども未来戦略方針(令和5年6月13日閣議決定)の具体化に向けて
「こども未来戦略方針」のⅢ-1(※)の内容の具体化と併せて、予算編成過程における歳出改革等を進めるとともに、
新たな特別会計の創設など、必要な制度改正のための所要の法案を2024年通常国会に提出する。
※「加速化プラン」において実施する具体的な施策

1 経済的支援の強化や若い世代の所得向上に向けた取組
項目

法律

関係審議会等

こども未来戦略方針(抜粋)

児童手当の拡充

児童手当法

こども家庭審議会
の下の分科会・部
会等

(1)児童手当の拡充 ~全てのこどもの育ちを支える制度へ~
児童手当については、次代を担う全てのこどもの育ちを支える基礎的
な経済支援としての位置付けを明確化する。このため、所得制限を撤廃
し、全員を本則給付3とするとともに、支給期間について高校生年代4まで
延長する5。
児童手当の多子加算については、こども3人以上の世帯数の割合が特
に減少していることや、こども3人以上の世帯はより経済的支援の必要
性が高いと考えられること等を踏まえ、第3子以降3万円とする。
これらについて、実施主体である地方自治体の事務負担も踏まえつつ、
2024年度中に実施できるよう検討する。

出産・子育て応援
交付金の制度化

子ども・子育て支
援法等(検討中)

こども家庭審議会
の下の分科会・部
会等

(2)出産等の経済的負担の軽減
~妊娠期からの切れ目ない支援、出産費用の見える化と保険適用~
これまで実施してきた幼児教育・保育の無償化に加え、支援が手薄に
なっている妊娠・出産期から2歳までの支援を強化する。令和4年度第二
次補正予算で創設された「出産・子育て応援交付金」(10万円)について、
制度化に向けて検討することを含め、妊娠期からの伴走型相談支援とと
もに着実に実施する。

3 現在は、主たる生計者の年収960万円以上、年収1,200万円未満の場合、月額5,000円の支給となり、年収1,200万円以上の場合、支給対象外となっている(※)。これらを改め、主た

る生計者の年収960万円以上の場合についても、第1子・第2子について、0歳から3歳未満については月額15,000円とし、3歳から高校生については月額10,000円とする。また、第3
子以降について、0歳から高校生まで全て月額3万円とする。
(※)こども2人と年収103万円以下の配偶者の場合。
4 18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者。
5 その際、中学生までの取扱いとのバランス等を踏まえ、高校生の扶養控除との関係をどう考えるか整理する。

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