よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35798.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第31回 10/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

請願(第211回通常国会に提出) →衆議院・参議院で採択(令和5年6月21日付)
○日本肝臓病患者団体協議会
「ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者への支援と治療薬開発を求める請願書」
1.ウイルス性の肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業の実態に鑑み、重病に日々苦しんでいる多くのウイルス性の肝がん・重度肝硬
変患者を早急に救済するよう検討し対処してください。

私達患者団体が長年要望してきた「ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者に医療費助成」が平成30年12月から治療研究促進事業と
して開始されました。令和3年4月より条件が緩和されましたが、未だ見込数と実績数が大きく乖離しています。理由は新しい条件
もこの病気に苦しむ患者の実態に合っていないからです。ウイルス性の肝がん・重度肝硬変の患者の多くは、過去1年間に2~4度
入退院を繰り返すのではなく、年に1度程度の入院を数年にわたり繰り返しています。
研究促進事業の趣旨は、予後が厳しい重度肝硬変の患者と、長期的に再発を繰り返す肝がんの患者の救済を目的にしていますが、
現在の条件では、短期的に通院・入院を繰り返す重症で予後が困難な患者が対象になり、長期的に発がんを繰り返す患者は制度から

外れており、また、ウイルス性肝炎を長く患った重篤患者にとって経済的負担が厳しいものとなっています。
患者は待つ余裕がありません。本研究推進事業の趣旨が具現化され、もっと多くの患者が対象になるよう、早急に制度の見直しを
要請します。
2.B型肝炎ウイルスを排除する治療薬の開発と実用化をいっそう促進してください。

5