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(参考資料3-2)「地域医療計画に生かす精神科診療所の役割と機能(図表)」(上ノ山構成員提出資料) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24234.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第6回 3/3)《厚生労働省》
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精神科病院との関係は・・・






精神科病床は、今後重度かつ慢性対応の病床を除き、急性期対応中心となる可能性。
地域では長期入院者の受け皿を作り、病院の急性期対応力の向上に貢献する必要。
病院と地域との信頼関係に基づく好循環を確保していくように努める必要。
地域連携パスの作成など、入院医療と外来医療の相互乗り入れの工夫をする必要。
連携しながら地域移行を進めるため、時には二人の主治医が関わる形も考慮する必要。

精神科救急にについて・・・





措置診察や、輪番診療所体制に協力しているが、都道府県による差が大きい。
時間外に、自殺未遂者や引きこもり事例などの受入れ枠を確保することも可能。
総合病院に救急搬送3日以内に診察協力体制を作り上げている診療所群もある。
初期救急を夜間休日のみに限局せず、診療所による地域貢献を引き出すべき。

福祉との関係は・・・






精神障害は疾患と障害の両側面があり、地域ケアは医療と福祉の協力連携が必要。
今日まで医療と福祉に共通の言語が育っていない。医療と福祉をつなぐ回路が必要。
医療へのアクセスを保証し、症状の変化にきめ細かく対応できる支援体制が必要。
医療機関においても、ケアマネジメント機能を持っていく必要がある。
医療機関の作成した個別支援計画も計画相談に組み込めることが望ましい。