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(参考資料3-2)「地域医療計画に生かす精神科診療所の役割と機能(図表)」(上ノ山構成員提出資料) (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24234.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第6回 3/3)《厚生労働省》
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地域責任制と連携について・・・
• 精神科診療所は、その属する市町村あるいは2次医療圏をゆるやかなキャッチメントエリア
として設定し、そこからの受診要請には積極的に答えていくことが望ましい。
• 多職種がチームを組み、アウトリーチを含めて支援していく必要がある。場合によっては関
係機関が協力連携する形で支援体制を組んでいく必要がある。
• 基礎自治体である市町村に地域のメンタルヘルスに責任を持つチーム、いわゆるコミュニ
ティメンタルヘルスチーム(CMHT)を立ち上げるのが望ましい。
• 精神疾患においても基本は市町村の責任とし、足りない部分は保健所や精神保健センター
で補う。精神科診療所と市町村が連携して地域に責任を持つ形が望ましい。
地域を耕していく・・・

• 地域包括的ケアシステムは、高齢者介護だけでなく障害者福祉、子育て支援、生活困窮
者支援なども含む。精神障害を持っていても住み慣れた地域で自分らしい暮らしができる
よう、医療・介護・予防・住まい・生活支援の包括的な確保が求められる。
• 医療・介護・予防・住まい・生活支援などが連携し、精神障害に対して寛容で、共に生きる
社会実現に向けて豊かなネットワークを作っていく必要がある。
• 関係機関がそれぞれの特性を生かして活動し、それがつながりあって、有効に機能してい
くために市町村を中心としたネットワークが形成されることが望ましい。

精神科診療所は地域社会のネットワークの中で
積極的役割を果たす可能性がある