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(参考資料3-2)「地域医療計画に生かす精神科診療所の役割と機能(図表)」(上ノ山構成員提出資料) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24234.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第6回 3/3)《厚生労働省》
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軽度または中等度の精神疾患には・・・







経験を積んだ専門家に直接アクセスできる我国のシステムを評価すべき。
統合失調症や気分障害の軽症化。うつ病、発達障害の増加など疾患像の変化に対応必要。
なお多数の自殺者。いじめ、虐待、不登校、引きこもりなどの精神的危機に対応する必要。
不安や苦悩に寄り添い、回復に向けて希望を与え、生きていく支援を行う必要。
診療所では薬以上に、そこにいる医師という存在が重要であることを再確認する必要。

中等度または重度の精神疾患には・・・
• 「重度かつ慢性」基準に合致する患者が、地域で生活継続できているあり様を調査必要。
• アウトリーチ推進事業を経て、精神科重症患者早期集中支援管理料の診療報酬化に対応。
• 保健所を中心とした地域生活支援事業は、医療と保健の回路を確保すべき。多職種による
チームを形成し、アウトリーチを行う機能を持った精神科診療所に委託することも可能。
• さまざまな生活上の困難を抱えて、一対一の医師の診察だけではQOLや症状の改善が見
込めない複雑・多問題事例に対して、医療機関からのケアマネジメントを可能にする必要。
医療計画について・・・








精神科診療所を組み込んだ医療計画を

(a)クロザピンを中心とした地域体制の整備
(b)精神科救急入院料病棟の整備と連携協力体制
(c)総合病院に身体合併症対応機能の確保
(d)医療観察法指定通院機関の確保
(e)精神科救急医療、自殺未遂者対策の見直しと危機対応チームの立ち上げ
(f)精神科医療圏域と市町村との役割分担
(g)コミュニティメンタルヘルスチームの設置と地域ケア会議の開催
など