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2022年度 介護医療院の経営状況について (1 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/231110_No006.pdf
出典情報 2022年度 介護医療院の経営状況について(11/10)《福祉医療機構》
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2023-006

Research Report
2022 年度 介護医療院の経営状況について
経営サポートセンター

令和 5 年 11 月 10 日
リサーチグループ
調査員 上野 晃汰

介護医療院の経営状況は年々悪化傾向


経営状況の経年比較
✓ 実利用者数は増加したものの、事業利益率・経常利益率はともに低下し、赤字施設割合が拡大
✓ 長期療養移行支援加算の算定率は上昇するも、他の新設加算と比べて算定率が低い



施設類型別比較
✓ 2 か年度同一施設比較において、入所利用率の低下によりⅠ型・Ⅱ型ともに事業利益率が低下



黒字・赤字施設別比較
✓ Ⅰ型・Ⅱ型ともに赤字施設は黒字施設と比べ、人件費率および経費率が高い
✓ 人件費率が 75.0%以上、あるいは入所利用率が 91.2%以下の赤字施設は改善の余地あり

▼介護医療院の赤字施設割合・事業利益率・経常利益率の推移
赤字施設割合

事業利益率

経常利益率
100.0

10.0

8.0

8.7

単位:%

8.6

90.0
80.0

8.5
7.4

6.0

4.4

4.0

60.0

4.0

4.0

2.0

50.0

2.6

0.0

40.0
30.0

-2.0
-4.0
-6.0

70.0

12.5

23.3

31.8

37.7

20.0
10.0

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

(n=30)

(n=73)

(n=85)

(n=106)

0.0

(年度)

【本リサーチ結果に係る留意点】
・資料出所は、すべて福祉医療機構である(以下記載がない場合同じ)
・数値は四捨五入しているため、合計や差引が一致しない場合がある。また、図表中の「n」は施設数である(以下記載がない場合同じ)
・本稿は、福祉医療機構の貸付先のうち開設 1 年以上経過している施設を対象とし、併設の短期入所療養介護、通所リハビリテーション
を含めた経営状況について分析を行った
・開設主体はすべて医療法人(社会医療法人を含む)である
・2022 年度 106 施設のうち、病院併設は 64 施設(60.4%)、診療所併設は 36 施設(34.0%)、その他施設と併設は 1 施設(0.9%)、併設
施設なしは 5 施設(4.7%)である
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