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資料2_かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する検討について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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令和5年10月13日「国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会」資料

かかりつけ医機能をはじめとする医療提供体制を取り巻く状況(概要)

<人口動態>
○ 2025年に向けて、高齢者人口が急速に増加した後、その増加は緩やかになる一方で、既に減少に転じてい
る生産年齢人口は、2025年以降さらに減少が加速。85歳以上の人口は、2040年に向けて引き続き増加。
○ 二次医療圏でみると、2025年にかけて、多くの地域で、高齢者人口の増加と生産年齢人口の減少。2040年
にかけて、高齢者人口が増加する地域(132の医療圏)と減少する地域(197の医療圏)に分かれ、多くの地域
で生産年齢人口が急減。
<医療需要の変化>
○ 全国の入院患者数は、2040年にピークを迎える見込み。65歳以上が占める割合は継続的に上昇し、2040年
に約8割。2020年までに90の医療圏がピーク、2035年までには261の医療圏がピークを迎える見込み。
○ 全国の外来患者数は、2025年にピークを迎える見込み。65歳以上が占める割合は継続的に上昇し、2040年
に約6割。2020年までに217の医療圏がピークを迎えている。
○ 全国の在宅患者数は、2040年以降にピークを迎える見込み。在宅患者数は多くの地域で増加し、2040年以
降に203の二次医療圏がピークを迎える見込み。
○ 85歳以上の人口は、2040年に向けて増加し、医療と介護の複合ニーズを持つ者が一層多くなる見込み。
○ 死亡数は、2040年まで増加し、ピーク時には年間約170万人が死亡する見込に。死因は、悪性新生物・心疾
患とともに、老衰が増加傾向。死亡の場所は、自宅・介護施設等が増加傾向。
<マンパワー>
○ 2040年には、日本の就業者数全体が大きく減少する中で、医療・福祉職種の人材は現在より多く必要となる。
○ 病院に従事する医師数は、ここ20年で5.5万人増加しているが、60歳以上の医師が占める割合は15%まで増
加し、平均年齢は44.8歳まで上昇。診療所に従事する医師数は、ここ20年で2.0万人増加しているが、60歳以
上の医師が占める割合は50%程度で、平均年齢は60.0歳に上昇。

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