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資料2 厚生労働省 御提出資料 (11 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231120/medical02_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第2回 11/20)《内閣府》
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社会保障審議会 介護給付費分科会における主なご意見①
(介護人材の確保と介護現場の生産性の向上)

※ 第218回以降の介護給付費分科会で頂いた
ご意見について事務局において整理したもの

(生産性向上の考え方)
○ 介護の生産性向上については、合理化ではなく、サービス利用者にとって介護サービスの質が担保されることが何より重要。
○ 「生産性向上」ではなく、「生産性向上(業務改善)」としていただくと、生産性向上の考え方が理解されやすいのではないか。
○ 介護分野の「生産性の向上」という言葉は、利用者が物に見られているように思うので大変違和感がある。
○ 今後、生産性の向上の取組が広がる中で、効果とともにトラブルや事故などが起こってくると思う。効果だけでなく、その改善につなが
るチェック作業とさらなる検討を希望する。
○ 生産性向上について、業務改善や効率化を通じて、仕事の質を高めて、ケアの質を高めるというこの考え方がきちんと理解されるように
ということが重要。
(人員配置基準、報酬上の評価)
○ 導入インセンティブについては、見守り機器の設置や情報通信機器の使用で認められている夜間の人員配置基準の緩和や夜勤職員配置加
算について、さらなる緩和を検討すべきではないか。その際に、ユニット型施設や小規模施設への導入促進についても、インセンティブが
働くよう、検討すべきではないか。
○ 介護ロボット等の活用による業務負担の軽減や効率化は不可欠。4月の分科会で様々な指摘があったことを踏まえ、介護報酬上どのよう
な対応があり得るか、具体的な提案をお願いする。
○ テクノロジーの導入・活用について、利用者の安全と尊厳を確保した上で、ケアの質の向上及び介護従事者の負担軽減を図る必要があり、
人員配置基準の緩和ありきとならないように検討すべき。
(テクノロジー等の活用の効果把握や進め方)
○ 見守り支援機器導入の結果について、利用者への処遇にどれだけの効果があったのかという利用者側からの機器導入の価値についてもエ
ビデンスを提示すべき。
○ 一律に導入を進めるのではなく、まず、焦点を絞って、積極的な導入を図るためのインセンティブ、補助金の在り方を検討する必要があ
るのではないか。
○ 介護現場で何が求められていて、何をどう導入すると効果的なのかということが非常に重要。実証ではネガティブな結果が出ている介護
ロボットもあったので、今後は、ネガティブな結果が出ている介護ロボットに財政支援を行うのではなく、ポジティブな結果が出た介護ロ
ボットをサポートしていくべきではないか。
○ 実証結果は、施設やサービス類型によるばらつき、平均の数値と個々の数値に大きな開きが見られる。負担が増加した・疲弊したという
声もある中で一律に当てはまらないということを踏まえる必要があるのではないか。
○ 実証結果では、テクノロジ-活用による業務負担の軽減や効率化の観点で指標が設けられているが、利用者の効果、安全性・尊厳の視点
での指標を示すことが重要。
○ 生産性の向上及び業務改善について、引き続き、テクノロジーの導入・活用による効果を把握・検証していく必要があるのではないか。
○ テクノロジ-や介護助手の活用は、人材不足の観点からも有効なのでさらに推進していくべきではないか。

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