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参考資料2-2 医療部会(11 月1日)各委員の発言要旨 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00051.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第104回 11/29)《厚生労働省》
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(社会保障制度の安定性・持続可能性の確保、経済・財政との調和)


経済全般をみると、デフレからの脱却が一番重要な局面に来ている。社会保険料の増
大というのは、やはり負担増という受け止めがなされやすいファクターであり、それが、
経済や消費に与える影響、マインドに与える影響というのも十分考えながら、この報酬
改定に当たっていただきたい。



「無駄の排除」という記載があるが、人間を対象とした医療では、無駄な医療という
のはなく誤解を招くので、別の表現にお願いしたい。例えば、さらなる適正化等々、そ
うした形でお願いしたい。

<改定の基本的視点と具体的方向性>
(全体について)


基本的視点についても、記載の4点とすること、そして、人材確保、働き方改革等の
推進、それを重点課題とすることについて賛同する。その上で、医療機関においては、
物価の高騰や人材の確保、新興感染症への対応、医療 DX の取組については、従来の診
療報酬だけでは十分な対応が難しい状況と認識しているので、適切な評価につながるよ
う対応いただきたい。



改定の基本方針の視点1について重要課題と書いているが、まさに重要課題と考えて
いる。



重点課題の設定については、正直、かなり違和感がある。これまでも物価や賃金が伸
び悩む中で、高齢化相当分の伸びが許容されて、本体はおおむねプラス改定が繰り返さ
れてきた。足元の状況ということだけでも、医療費は大幅に増加している。さらに、今
後その支え手が減少していく一方で、団塊の世代は、2025 年には全て 75 歳以上になる。
このままでは、医療費の高騰というのは確実だと考えており、2025 年をまたぐ節目の
改定になると思う。まずは 2025 年に向けて進めてきた医療保険制度の安定性、持続可
能性の向上、これにつながる取組をしっかりとやり遂げることが不可欠だと思う。した
がって、視点1に加えて、視点の4を令和6年度改定の重点課題として位置づけること
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