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資料2-1  先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号旧43/ jRCTs061200016) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36522.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第156回 12/14)《厚生労働省》
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主担当:

竹内構成員

有効性

A.従来の医療技術を用いるよりも、大幅に有効であ
る。
B.従来の医療技術を用いるよりも、やや有効である。
C.従来の医療技術を用いるのと、同程度である。
D.従来の医療技術を用いるよりも、劣る。
E.その他

コメント欄:主要評価項目の一つである有効性に関する評価項目では、ヒストリカ
ルコントロールの外科的切除術に比べて、本技術は、6ヶ月後の腫瘍完全焼灼割合
は88%と、手術の100%に及ばなかった。一方で、安全性の評価項目では、本
技術は外科的手術よりも優れていた。複合エンドポイントである、有効性、安全性
の全ての項目を満足する患者は、本技術で76%、外科的手術の48%よりも統計
学的に優れていた。このため、従来の技術を用いるよりもやや有効と判断した。

安全性

A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
D.その他

コメント欄: 1か月以内の重篤な疾病発症割合は4%(1/25)、1か月後の介入治
療を要する膵液漏発症割合は0%(0/25)、6か月後の糖尿病発症割合が 12%
(3/25)で、外科的切除ヒストリカルコントロール群のそれぞれ 35%, 35%, 13%に
比して良好あるいは同等の結果で、安全性に関しては、本技術は、外科手術より優
れていると考えられる。

技術的成熟度

A.当該分野を専門とし、経験を積んだ医師又は医師の
指導の下であれば実施できる。
B.当該分野を専門とし、数多くの経験を積んだ医師又
は医師の指導の下であれば実施できる。
C.当該分野を専門とし、かなりの経験を積んだ医師を
中心とした体制をとっていないと実施できない。
D.その他