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健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(案) (4 ページ)

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出典情報 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(案)」に関する御意見の募集について(12/11)《厚生労働省》
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る可能性も高くなります。これらを避けるよう、飲酒量(純アルコール量)に注意し
ていくことが重要です。
また、その他に参考となる飲酒量(純アルコール量)の数値としては、第2期計画
や令和6年度から開始予定の健康日本 21(第三次)において、「生活習慣病のリスクを
高める飲酒量」として、「1日当たりの純アルコール摂取量が男性 40g以上、女性 20
g以上」が示されています。
(3)健康に配慮した飲酒の仕方等について
飲酒をする場合においても、様々な危険を避けるために、例えば、以下のような配
慮等をすることが考えられます。これらにも留意することが重要です。
① 自らの飲酒状況等を把握する
自分の状態に応じた飲酒により、飲酒によって生じるリスクを減らすことが重要です。
医師等へ相談したり、AUDIT(問題のある飲酒をしている人を把握するために世界保健機関
(WHO)が作成したスクリーニングテスト。飲酒問題の早期発見等のため、10 項目の簡易な
質問でアルコール関連問題の重症度の測定を行うものです。
)等を参考に自らの飲酒の習慣
を把握することなどが考えられます。

② あらかじめ量を決めて飲酒をする{41}
自ら飲む量を定めることで、過度な飲酒を避けるなど飲酒行動の改善につながると言わ
れています。行事・イベントなどの場で飲酒する場合も、各自が何をどれくらい飲むかなど
を4の(2)も参考にそれぞれ自分で決めて飲むことが大切です。

③ 飲酒前又は飲酒中に食事をとる
血中のアルコール濃度を上がりにくくし、お酒に酔いにくくする効果があります。

④ 飲酒の合間に水(又は炭酸水)を飲むなど、アルコールをゆっくり分解・吸収でき
るようにする(水などを混ぜてアルコール度数を低くして飲酒をする、少しずつ飲
酒する、アルコールの入っていない飲み物を選ぶなど)
飲む量に占める純アルコールの量を減らす効果があります。

⑤ 一週間のうち、飲酒をしない日を設ける(毎日飲み続けるといった継続しての飲酒
を避ける)
毎日飲酒を続けた場合、アルコール依存症の発症につながる可能性があります。一週間
の純アルコール摂取量を減らすために、定期的に飲酒をしないようにするなど配慮が必要
です。

5 飲酒に係る留意事項
(1)重要な禁止事項
法律で禁止されている場合や、特殊な状態で飲酒を避けることが必要な場合など、
以下のようなものがあります。
① 法律違反に当たる場合等
・酒気帯び運転等
飲酒時には、安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力等が低下します。

・20 歳未満の飲酒
脳の発育に悪影響を及ぼし、若い頃からの飲酒によって依存症になる危険性も上がり
ます{30,31,32}。

・飲酒による不適切な状態での動作や判断によって事故や事件を招いてしまう行為
(フォークリフト等の機械の操作等)
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