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12参考資料1-7_13価小児用肺炎球菌(PCV13)の導入についての検討(第2回予防接種・ワクチン分科会資料3-1) (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36952.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第58回 12/20)《厚生労働省》
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PCV13導入までの対応についての検討
• PCV13の承認により、定期接種であるPCV7の接種控えが生じることが
予想される。乳幼児期の疾病負担が問題となる疾患であり、接種控え
を行わないよう注意喚起を行う必要があると考えられる
以上より、PCV13導入までの間、乳幼児期の疾病負担が大きいことから、
接種控えを行うことなく、標準的な接種スケジュールでの予防接種を推奨
することはいかがか。
• 一方で、通常のPCV7の4回接種のうち、いずれかの接種をPCV13で行
うことで、6種類の追加される血清型についても免疫が獲得できるとさ
れる。
• PCV7の初回の3回接種を完了したものにおける、追加接種(4回目接
種)のタイミングは、国内では生後12~15か月で行うことを標準と定め
ているものの、生後18か月までは有意な抗体価の漸減は生じず、追
加接種の効果も同等との報告があり、生後18か月までに追加接種を
行っている国もある。
よって、年内のPCV13発売開始時に生後18か月に満たない者で、3回の
初回接種終了後の追加接種については、PCV13発売後に追加接種を行
うことを選択肢として示してはいかがか。