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資料 令和6年能登半島地震におけるJMAT 活動について (6 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011501.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(1/10)《日本医師会》
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整支部(現在は七尾調整支部として七尾市の能登総合病院、今後順次拡大予定)や警察
から情報を収集しつつ安全に移動をお願いしています。
(9) まだご遺体が増えてきている状況です。そして心が傷ついている被災者もいます。
被災地活動になれていない方は被災地の状況で心を被災されないよう、事前に JMAT 内
でブリーフィングを行って下さい。
(10) 長期間にわたる支援のなかには、本来の JMAT の役割と違うと思われる支援があ
るかもしれませんが、どうか被災地域のニーズに応えて頂けたらと思います。その後、
調整をしていきたいと思いますので、その時はどうかご支援下さい。
(11) 被災地域での活動後はかなりの確率で精神的に高揚した状態になります。通常業
務に戻る前に、派遣先への報告と報告書の作成、そして隊員内で振り返り、必ず休息を
確保して下さい(できれば戻る途中でゆっくり宿泊して戻ることも検討してください)。
また各所属に戻ってきた際には、温かく迎える環境を整えて下さい。そして被災地では
多くの困難や不自由なことがあり、うまくいかないことも多く発生します。そのような
中であっても責任者は、みんなが頑張ったという気持ちで、同僚に対して接して下さい。
(12) 被災者との会話には注意してください。例としてはこども達からまた来てねと言
われて、また来るよといってしまい、彼らが期待する期間にもどって来られない場合な
ど、ご注意をお願いします。
(13) 被災地域住民や活動する方々の中には、精神的な高揚のため攻撃的になる場合が
あります。冷静に適切に接してください。皆様の活動の中には一般的な診療だけでなく、
メンタルケアの要素も入っています。
(14) 被災地が元に戻るには半年以上、地域医療が元に戻るまで1年以上かかる状況で
す。どうか無理のない活動範囲で、続けて長期間にわたるご支援をお願いします。
適宜、追加でお願いが増えると思われます。

石川県

JMAT 調整本部

緊急連絡先

調整担当:秋冨慎司(あきとみしんじ)

携帯1:

メールアドレス:
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