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総ー2○医療機関等における職員の賃上げ(その2)について (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00243.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第581回 1/26)《厚生労働省》
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入院・外来医療等の調査・評価分科会における検討結果
【医療機関等の賃上げに係る入院・外来医療等の調査・評価分科会における検討結果(取りまとめ)(抄)】
(令和6年1月26日)
○ 医科診療所及び歯科診療所に係るシミュレーションを踏まえ、以下のような指摘があった。
・ 外来については簡素な制度設計が必要ではないか。
・ 診療所について、透析や内視鏡といった初再診料による収益が多くない施設にはきめ細かな対応が必要ではな
いか。
○ 病院・有床診療所のシミュレーションを踏まえ、以下のような指摘があった。
・ 一律に設定することで賃金の引上げが十分にできない施設があるのであれば、きめ細かな対応をすべきではな
いか。
・ 点数を複数に分ける場合、多くの点数に分けることで、できるだけ多くの医療機関の実態に対応できることが
望ましいのではないか。
○ 訪問看護ステーションに係るシミュレーションを踏まえ、以下のような指摘があった。
・ 訪問看護ステーションは医療保険と介護保険の両方から給付を受けていることを考慮する必要があるのではな
いか。
・ 利用者1人あたりの訪問日数に差があることから、訪問看護管理療養費(1月につき)に上乗せする方が適切
ではないか。
○ 追加的な分析を踏まえ、以下のような指摘があった。
・ シミュレーションで示された賃金増率が特に小さい医療機関に対する追加的な評価は必要ではないか。
・ 初再診の際の点数が高くなりすぎると、患者の受療行動に影響を及ぼすことを考慮する必要があるのではない
か。
・ 賃金増率が特に小さい医療機関に対する追加的な評価を行うのであれば、賃金増率が高い医療機関に対する対
応も考える必要があるのではないか。

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