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総ー4ー2○医療機器及び臨床検査の保険適用について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00243.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第581回 1/26)《厚生労働省》
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製品概要
1 販売名

東レAPOA2-iTQ

2 希望企業

東レ株式会社

3 使用目的

血漿中のアポリポ蛋白A2(APOA2)アイソフォームの測定(膵癌の診断
の補助)
製品特徴

出典:企業提出資料

・ 本品は、腫瘍によって生じた膵外分泌機能の変化から生じる
APOA2アイソフォームの変化を捉えることで、膵癌の診断補助を
行う体外診断用医薬品である。
臨床上の有用性
・ 本品の有効性の評価として、既存検査項目「CA19-9」を対照とし
た臨床性能試験を行った。膵癌の診断において、本品はCA19-9
と同等の性能を示した。
本品とCA19-9の性能比較

ROC曲線下面積

4 構造・原理

本品

CA19-9

0.879

0.849

・ 本品は、APOA2アイソフォームを捉えるという原理をもち、これ
は 、 膵 癌 の 診 断 に お け る 既 存 の 腫 瘍 マ ー カ ー ( CA19-9 、
DUPAN-2、SPan-1)の、癌から産生され転移や増大に関与する
シアリルルイス糖鎖抗原を捉える原理とは異なるため、本品と
「CA19-9」は相補的なマーカーであり、また、本品の適正使用指
針に基づいて使用することで、膵癌の早期診断に資することが期
待される。
腫瘍マーカーによる診断フローにおける本品の位置づけ

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