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総-1-2○パブリックコメント、公聴会の報告について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00246.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第583回 2/7)《厚生労働省》
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○ 社会保険料を負担する中小企業の事業主や加入者の負担は限界に達しており、今般の診療
報酬改定だけではなく、高齢者医療の在り方や制度間・世代間・保険者間公平の実現、国
庫補助の在り方も含め、国民皆保険制度をどのように持続可能なものとしていくかという
議論をしていくことが重要と考えている。

令和6年度診療報酬改定については、介護報酬、障害福祉サービス等報酬とのトリプル
改定であり、新型コロナウイルス感染症の5類移行後初の改定でもあることに加え、団塊
世代が全て75歳に達するという節目を1年後に控えた時期となる。第8次医療計画や第4
期医療適費正化計画、医師の時間外労働規制等の大きな制度変更も同時施行であることや、
令和7年度に施行予定であるかかりつけ医機能報告制度や物価高騰に対する賃金上昇への
対応が求められている。広島では近くに医療機関のない「無医地区」が令和4年10月時点
で53地区ある状況で、コロナ禍の経験も踏まえ、地域医療構想の理念を実現していくため、
令和4年11月に策定された「高度医療・人材育成拠点基本構想」に基づき、医療機能の分
化・連携を進めている。併せて、在宅医療と介護の連携体制の構築など、医療・介護連携
を推進し、地域完結型医療の構築を推進している

増大していく医療ニーズに対応するため、限られた財源の中で、医療DXを本格的に活用
して、患者にとって安全・安心で効果的・効率的な医療が受けられるよう、真にメリハリ
の効いた大胆な配分の見直しが必要と考えている。特にかかりつけ医機能の強化と医療DX
の推進について取り組んで頂きたい。かかりつけ医をより多くの人が持つことができるよ
う、令和7年度から導入されるかかりつけ医機能報告制度に先立ち、令和6年度診療報酬
改定において、計画的な療養管理に関する重複評価の是正等、かかりつけ医を持つことの
メリットを患者自身が感じられるような仕組みを整えていただきたい。また、マイナ保険
証でスムーズな医療を受けられる体制や電子処方箋等の早期拡大、オンライン診療のさら
なる活用など、質の高い医療を実現することが急務である。一方でオンライン診療につい
ては初診から向精神薬の処方を行うなど不適切な事例もみられ、安全性・有効性を確保し
つつ、患者のニーズに対応した普及促進を進めていただきたい。

診療報酬改定を行うに当たっては、その目的や趣旨、内容が国民に十分に理解されるよ
う、患者の視点に立った検討を進めていただくこと、できるだけ分かりやすい仕組みとす
ること、診療報酬の内容を国民に分かりやすく説明いただくことをお願いしたい。患者本
位の医療を推進することが、保険料や窓口負担を支払っている国民の納得感を醸成するこ
ととなり、我が国の国民皆保険制度を持続可能なものとしていくと考える。
意見発表者⑥(森本進・森本歯科クリニック院長)

歯や口の健康は全身の健康に大きく影響するため、歯周病などの重症化予防、口腔機能
の維持・向上のみならず、生活の質を高める歯科医療をかかりつけ歯科医が地域において
切れ目なく提供することが重要であると考えている。回復期医療や慢性期医療を担う病院
における口腔管理は、まだまだ不十分であり、今回の同時改定では、リハビリテーション、
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