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総-1-2○パブリックコメント、公聴会の報告について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00246.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第583回 2/7)《厚生労働省》
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実施しており、薬局は心臓いきいき在宅支援施設として、医療機関や訪問看護ステーショ
ンと一緒に、心不全の増悪の早期発見と介入による重症化予防に取り組んでいる。医師と
の連携を前提とした適切な服薬指導が重要であり、薬剤師の役割も大きい。こうした取組
が進むような評価をお願いしたい。

薬剤師の在宅訪問について、休日・夜間対応が求める声は様々な場所で耳にするが、実
際に対応するのはかなりの負担となっている。休日・夜間の訪問対応についても適切な評
価が必要とである。


後発医薬品への対応について、現場では後発医薬品にかかわらず、医薬品全般の供給問
題に日々悩まされている。その都度、患者さんに薬の変更をお願いする必要があり、供給
問題の対応に現場は疲弊している。報酬上の配慮や、運用上のルールの見直しや明確化な
どをお願いしたい。

敷地内薬局については、かかりつけ機能の推進や地域包括ケアシステム構築の阻害要因
となっていることを現場の声として申し上げる。そのような薬局は、地域との関わりがな
いことが多く、これまで様々な対応が行われてきたが、現在も敷地内薬局は増え続けてお
り、広島県内においても誘致が止まらない状況である。規制緩和で医療機関の敷地内に開
設できるようになったからといって、このような現状を許容するのはおかしい。敷地内薬
局を有する薬局グループへの対応も必要であり、厚生局が保険指定や更新の際に、医療機
関と薬局の関係をきちんと確認し、その上で地方の協議会で指定しない、また更新しない
などの審議もできるよう、薬担規則や関連する通知等の見直しも必要と考える。

病院薬剤師の評価について、外来腫瘍化学療法前の情報提供の評価は非常に重要で医師
や患者の評価も高い。

薬剤師の不足や偏在も言われており、処遇改善も含め、取組が進むような評価が必要と
考える。
意見発表者⑨(高原和幸・薬害ヤコブ病被害者・弁護団全国連絡協議会)

中央社会保険医療協議会では、医療DXを進める議論がされており、これを機に薬害の再
発防止と医療の質の向上のために欠かすことのできない、療養担当規則等で定められてい
る電子カルテの保存義務期間の延長、永久的な保存を要望する。

薬害ヤコブ病の潜伏期間は最大32年、平均して12年となっており、カルテが長期保存さ
れていないと、その原因が昔の手術の際に使用された乾燥硬膜だったということが分から
ず、原因が過去に受けた手術の際に使用された乾燥硬膜だと分かった場合でも、多くの原
告はカルテがなく、薬害の認定を受けるのに支障をきたした。非常に苦労して当時の状況
などから、硬膜移植がされていたことが分かり薬害と認定されたが、カルテが残っていれ
ばもっと簡単に認定されるはずだが、被害者は大変な苦労を強いられた。

また、現在の医療の仕組みを考えると、大きな病院である程度治療が終わると、地域の
病院に治療が引き継がれるため、どこかの医療機関で過去のカルテが処分されてしまうと、
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