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資料1-1~2    デプロドンプロピオン酸エステル(軟膏、クリーム、ローション) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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われる。)
・フルコート F
化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じん
ましん
化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
・リンデロン Vs
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん
○ ステロイド外用剤の不適切使用による症状の悪化や漫然と使用し続けることに
よる副作用が危惧される。
▼長期連用による医原性が問題となる病態である。長期連用がまずない OTC にこ
のような注意喚起をするようなら、医療用の方で注意喚起をすべきではないか。
2

個人以外

意見1:
「軟膏とクリームはある程度同様に考えてよいが、ローションは全く別と考えるべ
き。」との課題については、既に承認され販売されている Strong クラスのステロイ
ド剤の OTC において、使用上の注意、効能・効果、用法・用量は同一であることか
ら、全く別のものと考える必要性はないと考える。
意見1の理由・根拠等:
Strong クラスのステロイド剤の既存の OTC においても、軟膏、クリーム剤、ロー
ション剤の効能・効果、用法・用量、使用上の注意は同一であり、使用感や使い勝
手の視点から使い分けられており、軟膏、クリーム剤、ローション剤は「全く別」
ではなく、有効性や安全性の面では同等として扱われていると考える。
アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021 においてステロイド外用薬の剤形の選
択については、病変の性状、部位などを考慮して選択するとされており、乾燥を基
盤とする本症の治療には軟膏、アドヒアランスを上げるため夏期などには使用感を
優先しクリーム基剤、頭の病変には一般にはローションを使用し、痒疹や苔癬化皮
疹にはテープ剤の使用も考慮するとされていることから、有効性や安全性による違
いはないと考える。
意見2:
「あせも、単なるかゆみ、じんましんに対しては、内服や他の外用を使用すべきで
あり、効能・効果から削除すべき。
(短期的課題)
」との意見については、OTC 化さ
れている Strong クラスのステロイド剤の効能・効果には「あせも、かゆみ、じんま
しん」が含まれており、生活者に混乱を来さないためにも同種同効薬では効能・効
果は揃えるべきであると考える。
意見2の理由・根拠等:
「あせも」は医療用の効能の「湿疹・皮膚炎群」、
「じんましん」は医療用の効能
の「痒疹群」の読み替えと考えられ、Strong クラスの既承認 OTC 医薬品のステロイ
ドにおける効能・効果としても設定されている。また、「かゆみ(皮膚そう痒症)」

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