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都道府県の取組の好事例(熊本県・沖縄県) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000080850.html#shien
出典情報 2025年に向けた地域医療構想の取組の更なる推進に向けた国の支援(3/28)《厚生労働省》
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北部地域再編に向けての取組②
再編に向けた合意形成までの取組
○ 沖縄県では、北部医療圏の課題を解決するため、新たに沖縄県、北部地区医師会及び北部12市町村を構成団体
とする会議体を設け、県立北部病院と北部地区医師会病院を統合し、新たに基幹病院を整備することとして、構
成団体に対して、新基幹病院の医療機能や経営システム、県立北部病院附属診療所及び市町村立診療所の取扱い、
統合する2病院の資産及び負債の取扱い、沖縄県及び北部12市町村の財政負担等について、基本的枠組み(案)
を提示し、平成30年1月から令和2年7月まで約2年半(計7回)をかけて協議し、合意に至った。
平成30年1月 第1回協議会
県から、統合にあたって整理すべき課題(資産・負債の取扱い、職員の身分取扱い、基幹病院の機能、関係市町村の役割
及び負担等)についての県の考え方を説明
平成30年2月 第2回協議会
県から、基幹病院の収支シミュレーション及び基本合意書(案)のたたき台を説明
平成30年5月 第3回協議会
第1回及び第2回協議会で説明した県の考え方に対する関係者からの意見を聴取。北部地区医師会及び北部12市町村から、
北部基幹病院の経営形態についても議論する必要があるとの意見あり。
平成30年8月 第4回協議会
第3回協議会での関係者からの意見を踏まえ、県において北部基幹病院の経営システムについて論点毎に整理した内容を
説明
平成31年1月 第5回協議会
北部地区医師会が北部基幹病院の経営システムについて、「設置主体は県及び北部12市町村、経営単位は北部単独、経営
形態は新たに設立する財団による指定管理」とする案を提案。県及び北部12市町村は、次回協議会でそれぞれの考え方を
表明する旨回答
平成31年1月 第6回協議会
県及び北部12市町村の考え方は継続協議。県から北部地区医師会の提案を踏まえた場合の合意書(案)を提示。
この間、北部12市町村、県議会各会派、北部12市町村議会、沖縄県医療提供体制協議会(地域医療構想調整会議)、沖縄
県医療審議会、内閣府、沖縄県公務員医師会等に対する説明・協議を重ねる。
令和2年7月 第7回協議会
17
「北部基幹病院の基本的枠組みに関する合意書」に署名を行い、合意が成立