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資料2-27 ワクチン接種後の後遺症報告一覧[537KB] (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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本例は医師からの報告。情報入手経路は医薬情報担当者。
患者:70歳、女性
被疑製品:乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(チャイニーズハムスター卵巣細胞由来) (シングリックス筋注用) 注射用(水溶液)(使用理由:
ウイルス感染予防)
併用薬:無
既往歴・合併症・アレルギー:無
家族歴:未記載
報
告
対
象
期
間
前
再評価
5
シングリックス(ZS017)
70歳・女性
なし
2023年08月18日
2023/8/18 接種当日
本剤接種前の体温:36度8分
予診察での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1か月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況等):無
シングリックス筋注用(筋肉内)0.5 ml(1回目)投与開始。
シングリックス筋注用投与開始1日未満後、ワクチン接種部位腫脹(重篤性:永続的又は顕著な障害・機能不全)を発現、上肢痛(重篤性:
永続的又は顕著な障害・機能不全)を発現、肩痛(重篤性:永続的又は顕著な障害・機能不全)を発現。
左上肢腫脹、肩の痛みが続いている。
シングリックス接種直後、痛みが出現。
接種から肩の痛みまでの時間【接種を終えた直後】
通常の方法でシングリックスを接種(筋注)後、左腕上腕の腫れと痛みがあった。
「入院」等に至っていない。
2023年08月21日(前後)
注射による四肢の運動低下(重篤性:永続的又は顕著な障害・機能不全)を発現。
その後も改善せず、徐々に左腕の挙上障害を認める。
2~3日後には、挙上障害を伴う。
「左上肢挙上障害」の診断名【不明】
ワクチン接種部位腫脹
注射による四肢の運動低下
四肢痛
関節痛
後遺症あり
後遺症あり
後遺症あり
後遺症あり
γ
機械的イレウス
S状結腸間膜ヘルニア
短腸症候群
後遺症あり
後遺症あり
後遺症あり
γ
2023/8/21 接種後3日
年月日不明
肩の痛みが3週間ほど続いている。
2023年10月25日
2023/10/25 接種後68日
ワクチン接種部位腫脹の転帰は回復(後遺症あり)、注射による四肢の運動低下の転帰は回復(後遺症あり)、上肢痛の転帰は回復(後
遺症あり)、肩痛の転帰は回復(後遺症あり)。
来院時、痛みは「4割程度残存している」とのこと。
左上肢腫脹は「4割程度残存」。
2023年11月11日
ワクチンのみの受診で今後来院予定なし。
2023/11/11 接種後85日
症例管理番号JP2023133519は症例管理番号JP2023JPN134729の重複症例のため、JP2023133519を症例削除し、全ての情報は
JP2023JPN134729に含める。
2023/10/16、医師より日本医薬品医療機器総合機構(V2310000752)経由で情報を入手した。
医師より3月男児患者の情報を入手。
出生体重:3012g
接種前の体温:36度8分
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況等)はな
かった。
報
告
対
象
期
間
内
6
ロタテック(W006205)
テトラビック(4K44C)
アクトヒブ(V1C10)
プレベナー13(FX2608)
ビームゲン(Y130N)
3ヶ月・男性
なし
予防に対して、5価弱毒生ロタウイルスワクチン(ロタテック内用液)を2023/04/04より2回目経口接種した。(ロット番号:W006205、接種量
は報告されていない)。
その他の被疑薬として沈降精製百日せきジフテ破傷不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン(テトラビック )(ロット番号:4K44C、接種量
は報告されていない)の1回目、乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(アクトヒブ )(ロット番号:V1C10、接種量は報告さ
れていない)の2回目、沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)(プレベナー13 )(ロット番号:FX2608、接種
量は報告されていない)の2回目、組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)(ビームゲン )(ロット番号:Y130N、接種量は報告されていな
い)の2回目の同時接種があった。
その他の併用薬は報告されていない。
2023/4/4 接種当日
2023/04/04 14:00、5価弱毒生ロタウイルスワクチン、沈降精製百日せきジフテ破傷不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン、乾燥ヘモ
フィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)、沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)、組換え沈降B
型肝炎ワクチン(酵母由来)を接種した(前述)。本剤開始前、鑑別診断として患部の器質的狭窄、感染症、外傷の合併の有無は不明。
2023/4/13 接種後9日
2023/04/13 06:00、未明に急激なショック状態で救急搬送された(H病院)。腸間膜裂孔ヘルニアに伴う絞扼性イレウスと診断された(腸間
膜裂孔ヘルニア、絞扼性イレウスが発現)。小腸大量切除を施行され、短腸症となった(短腸症が発現)。患者は入院した。
2023/4/25 接種後21日
2023/04/25、K病院へ転院した。
2023/6/20 接種後77日
2023/06/20、患者は退院した。臨床所見として腹部レントゲン(特に二ボー形成)撮影、腸管ガスの分布(閉塞部位)の確認有無は不明。
電解質異常、臨床検査値の有無は不明。
2023/日付不明、患者の転帰は後遺症(短腸症候群)であった。
2023/日付不明、上記の情報は母親からのお話と判明。
5価弱毒性ロタウイルスワクチン[W006205]のロット番号は自社管理品であることが確認された。
2
得られる情報からは、機械的イレウス、S状結腸間膜
ヘルニア、短腸症候群とワクチンとの因果関係の評
価は困難である。
患者:70歳、女性
被疑製品:乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(チャイニーズハムスター卵巣細胞由来) (シングリックス筋注用) 注射用(水溶液)(使用理由:
ウイルス感染予防)
併用薬:無
既往歴・合併症・アレルギー:無
家族歴:未記載
報
告
対
象
期
間
前
再評価
5
シングリックス(ZS017)
70歳・女性
なし
2023年08月18日
2023/8/18 接種当日
本剤接種前の体温:36度8分
予診察での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1か月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況等):無
シングリックス筋注用(筋肉内)0.5 ml(1回目)投与開始。
シングリックス筋注用投与開始1日未満後、ワクチン接種部位腫脹(重篤性:永続的又は顕著な障害・機能不全)を発現、上肢痛(重篤性:
永続的又は顕著な障害・機能不全)を発現、肩痛(重篤性:永続的又は顕著な障害・機能不全)を発現。
左上肢腫脹、肩の痛みが続いている。
シングリックス接種直後、痛みが出現。
接種から肩の痛みまでの時間【接種を終えた直後】
通常の方法でシングリックスを接種(筋注)後、左腕上腕の腫れと痛みがあった。
「入院」等に至っていない。
2023年08月21日(前後)
注射による四肢の運動低下(重篤性:永続的又は顕著な障害・機能不全)を発現。
その後も改善せず、徐々に左腕の挙上障害を認める。
2~3日後には、挙上障害を伴う。
「左上肢挙上障害」の診断名【不明】
ワクチン接種部位腫脹
注射による四肢の運動低下
四肢痛
関節痛
後遺症あり
後遺症あり
後遺症あり
後遺症あり
γ
機械的イレウス
S状結腸間膜ヘルニア
短腸症候群
後遺症あり
後遺症あり
後遺症あり
γ
2023/8/21 接種後3日
年月日不明
肩の痛みが3週間ほど続いている。
2023年10月25日
2023/10/25 接種後68日
ワクチン接種部位腫脹の転帰は回復(後遺症あり)、注射による四肢の運動低下の転帰は回復(後遺症あり)、上肢痛の転帰は回復(後
遺症あり)、肩痛の転帰は回復(後遺症あり)。
来院時、痛みは「4割程度残存している」とのこと。
左上肢腫脹は「4割程度残存」。
2023年11月11日
ワクチンのみの受診で今後来院予定なし。
2023/11/11 接種後85日
症例管理番号JP2023133519は症例管理番号JP2023JPN134729の重複症例のため、JP2023133519を症例削除し、全ての情報は
JP2023JPN134729に含める。
2023/10/16、医師より日本医薬品医療機器総合機構(V2310000752)経由で情報を入手した。
医師より3月男児患者の情報を入手。
出生体重:3012g
接種前の体温:36度8分
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近1ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況等)はな
かった。
報
告
対
象
期
間
内
6
ロタテック(W006205)
テトラビック(4K44C)
アクトヒブ(V1C10)
プレベナー13(FX2608)
ビームゲン(Y130N)
3ヶ月・男性
なし
予防に対して、5価弱毒生ロタウイルスワクチン(ロタテック内用液)を2023/04/04より2回目経口接種した。(ロット番号:W006205、接種量
は報告されていない)。
その他の被疑薬として沈降精製百日せきジフテ破傷不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン(テトラビック )(ロット番号:4K44C、接種量
は報告されていない)の1回目、乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(アクトヒブ )(ロット番号:V1C10、接種量は報告さ
れていない)の2回目、沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)(プレベナー13 )(ロット番号:FX2608、接種
量は報告されていない)の2回目、組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)(ビームゲン )(ロット番号:Y130N、接種量は報告されていな
い)の2回目の同時接種があった。
その他の併用薬は報告されていない。
2023/4/4 接種当日
2023/04/04 14:00、5価弱毒生ロタウイルスワクチン、沈降精製百日せきジフテ破傷不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン、乾燥ヘモ
フィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)、沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)、組換え沈降B
型肝炎ワクチン(酵母由来)を接種した(前述)。本剤開始前、鑑別診断として患部の器質的狭窄、感染症、外傷の合併の有無は不明。
2023/4/13 接種後9日
2023/04/13 06:00、未明に急激なショック状態で救急搬送された(H病院)。腸間膜裂孔ヘルニアに伴う絞扼性イレウスと診断された(腸間
膜裂孔ヘルニア、絞扼性イレウスが発現)。小腸大量切除を施行され、短腸症となった(短腸症が発現)。患者は入院した。
2023/4/25 接種後21日
2023/04/25、K病院へ転院した。
2023/6/20 接種後77日
2023/06/20、患者は退院した。臨床所見として腹部レントゲン(特に二ボー形成)撮影、腸管ガスの分布(閉塞部位)の確認有無は不明。
電解質異常、臨床検査値の有無は不明。
2023/日付不明、患者の転帰は後遺症(短腸症候群)であった。
2023/日付不明、上記の情報は母親からのお話と判明。
5価弱毒性ロタウイルスワクチン[W006205]のロット番号は自社管理品であることが確認された。
2
得られる情報からは、機械的イレウス、S状結腸間膜
ヘルニア、短腸症候群とワクチンとの因果関係の評
価は困難である。