よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1】これまでのワーキンググループで頂いた主なご意見 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39466.html
出典情報 医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ(第5回 4/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

これまでのWGで頂いた主なご意見
その他のご意見
本人の適切な関与を担保する観点から、同意を得た上で利用するということは大前提にはなると思うが、公益性は創薬の場合、判断が難しいことがある
ため、例えば、希少疾患などの優先的に取り組むべき疾患に関するデータは優先的に利用できるようにする等を検討してほしい
セキュリティの確保のうち、データ漏えいや個人の特定に関して、システム的な問題と悪意のある解析者や覗き見等による漏えいの問題とが混在されてい
るが、これらを別個のものとして切り分けて議論することが重要【※】
データの連結に関して、例えば複数のDB間で同じ医薬品を同一のものだと認識できるようマスターデータを作っておくことの必要性も議論してほしい【※】
マスター化について、次世代医療基盤にはローカルコードがどんどんまとまっているので、標準コードの普及に力をいれてほしい【※】
臨床研究にとって死亡データの利用を進めることは重要。次世代医療基盤法とNDBで死亡データの突合ができないことが、仮名加工情報を利用した
薬事申請の弊害として残っているので、これを次世代医療基盤法の拡充で検討しなければならない。また、地域内の医療機関間での連結の事例を増や
すなどして、次世代医療基盤法の認定機関同士の情報連携を積極的に進めてほしい
二次利用の仕組みづくりでは、一次利用の枠組みづくりと結びつけて、システムの整備や標準化といった議論も合わせて整備を進めることが重要【※】
ライフコースデータという時間軸のあるデータが非常に貴重であり、そういうデータが利活用できる環境の整備が、データ利活用を推進するものである
EUのEHDS法案はいい試みだと思うが、ヘルスデータが全て国有であるフィンランドの法制度を参考にしていることも留意が必要。国がDBを管理しているか
らこそ厳しい出口規制が設けられるという傾向がEU全体としてあり、日本では仮名加工でも匿名加工でも本人の識別性をかなり低下させているといっ
た点も考慮して、効率的な出口規制を検討してほしい
EHDSはその地域の社会制度や文化を基盤として一体化したものであり、日本でも導入しようとする場合、その違いには十分な注意が必要
次世代医療基盤法の改正はまだ施行されてもおらず、運用面で改善が望めるところもあるので、まずはここをしっかり見ていく必要がある
欧州で特にそうだが、一次利用と二次利用は一体で議論され、制度が作られている。元となるデータが医療機関などの一次利用の現場で得られるのであ
れば、現場との関係についても目配せをする必要がある
例えば副作用はそれ自体を感知できるデータはない。二次利用を考えた際に、医療現場でのインプットは非常に重要であり、現場の負担に配慮をしつ
つ、二次利用を意識したインプットをしてもらうことが必要【※】
医療情報を一次利用側とどのように連携して、それを手間をかけすぎない形で二次利用に提供できていく体制を考えていくことが必要【※】
実際に医療データを分析する際に、一番大事なのはマスターの整備。マスターの整備が進まないと、大きなデータ分析はできないため、二次利用の議論
の中で併せて検討していただきたい【※】
研究は、いろいろな情報を集め、それを用いることによって新しい知見を生み出すものであるし、これが人類にとっても価値があるものだと思う。データの利用
をしっかり管理するために措置を設けつつ、様々なデータを使った研究にもチャレンジできるようにするということも、重要
【※】の項目については、WGの下に設置した技術作業班において議論を行う。

12