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資料5 平原参考人提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40135.html
出典情報 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(第2回 5/9)《厚生労働省》
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①インフォーマルサービスの活用 《事例》

訪問看護が関わる中での提案

<事例1>

単身者の不安(生活の土台)への支援が安定した

➢ 要介護1 単身者 80代 女性、レビー小体型認知症、脳動脈狭窄、高血

サービス利用につながる

圧症、便秘症、睡眠障害
➢ 1年前に夫を亡くし、独居 高血圧症で通院し、デイサービスを利用してい

たが、 幻覚や物忘れがあり訪問診療開始
➢ デイサービスは尿漏れなどを理由に行きたくないと、服薬管理・ADL維持
等を兼ねて訪問看護利用開始
➢ 居宅サービス計画書の内容(第1表抜粋)

ご本人:一人になり寂しい(不安)、人と話をすると気分転換になるがなかな
か出れない、階段で転びそうになる

話し相手が必要とCMに伝え、介護サービスではなく、
民生委員の訪問と地域の手作り弁当ボランティア導
入し、不安軽減を図る

結果
連携する中で、土日など介護保険サービスの入りに
くい時間帯での支援に繋がり、安心して在宅療養を
継続できた

方針 :長年介護をしていた夫が亡くなり一人暮らし、生活の張り合いがなく
自宅で引きこもりがち。通所介護も再開し、訪問看護により体調を

地域に根付いた資源活用の視点が重要

整え、転倒予防を図っていく

CMが、地域の民政委員や自治会、婦人会活動、商

訪問看護ステーション

:訪問看護(看護職員)月1回
(リハビリ職員)週1回

その他介護保険サービス:デイサービス週1回 住宅改修(トイレ手すり)
その他医療

店街活動、子ども食堂やNPO法人活動、社会福祉
協議会のボランティアなど地域をよく知っていると、
プランに導入し、結果、利用者の精神的安定に繋が

ベッドは自費レンタル

り、介護サービスが安定して活用でき身体状態も安

:訪問診療 月2回 訪問薬剤 月2回

定する