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資料5 平原参考人提出資料 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40135.html |
出典情報 | ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(第2回 5/9)《厚生労働省》 |
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②医療系サービスの活用 《事例》
<事例2>
事例2・3では何が異なっていたのか
利用者は自宅での療養を希望し、利用者の
➢
要介護4 妻と二人暮らし 70代 男性、慢性心不全、腎不全
➢
希望する療養場所は自宅
➢
CMは要支援1から担当。本人の希望で福祉用具のみ利用され在宅で生活
事例2)慢性的な疾患で治癒が難しいことから、
➢
利用者は大学病院の主治医から心不全のリハビリテーションを指示されたが、居住する地域に該当するリ
要介護状態が重度化するリスクをアセスメン
ハビリテーション資源がないため、大学病院に月2回通院し、リハビリを行っていた
➢
しかし、急性増悪と寛解を繰り返す心不全のコントロールが上手くいかず、息苦しさから夜間救急搬送3回
意向を尊重していたが・・・
トできていなかった。緊急入院後も、同様の事
あり。入院の度に2か月程度の長期入院となり、次第に体重も減少し、呼吸苦、食欲低下も悪化。本人が家
態が発生する可能性について、医師、利用
に帰りたいと希望され(最後の退院時点で要介護4)、訪問診療と訪問看護を導入し、退院2週間後に在宅
者・家族、CMとで検討できていなかった。
で看取る
<事例3>
➢
要介護5 夫・息子夫婦と同居(息子夫婦は仕事で全く関与なし) 80代 女性、慢性心不全
➢
希望する療養場所は自宅
➢
CMは要支援1から担当。要介護1になった際、老々介護の状況であり、重度化防止に向けて服薬の管理・
事例3)過去のCMの経験から、訪問看護が関
わることで、医師の指示に基づく定期的な療
養状況の評価と緊急時対応に加え、医療機
関との調整を担ってもらうことができるため、
主治医にその必要性の判断を仰いだ。
異常の早期発見が重要となってくることから、主治医に相談し、療養状況等の評価と必要時の介入のため
訪問看護指示が交付。月1回利用と緊急訪問対応を導入。その他、デイサービス週1回を継続利用
➢
➢
10年以上通院していた総合病院に変わらず通院し、主治医と訪問看護で連携。夜間、休日の急な状態悪
このまま生活できるのか?相談が重要
化については、事前指示による薬物投与等を訪問看護で対応し、緊急入院なく約5年在宅での生活を継続
先の状況は誰しも見通せないが、現在の状
できた
況から複数の専門職種で検討し、見守り、自
5年間の生活の中で、疾患が徐々に悪化し要介護5の状態に。訪問診療に移行し、在宅医療で完結してい
立を支援することは利用者の意向を長く実現
るが、その後も在宅療養を継続され、利用者・家族のQOL維持・向上につながっている
させる上で有用
6
<事例2>
事例2・3では何が異なっていたのか
利用者は自宅での療養を希望し、利用者の
➢
要介護4 妻と二人暮らし 70代 男性、慢性心不全、腎不全
➢
希望する療養場所は自宅
➢
CMは要支援1から担当。本人の希望で福祉用具のみ利用され在宅で生活
事例2)慢性的な疾患で治癒が難しいことから、
➢
利用者は大学病院の主治医から心不全のリハビリテーションを指示されたが、居住する地域に該当するリ
要介護状態が重度化するリスクをアセスメン
ハビリテーション資源がないため、大学病院に月2回通院し、リハビリを行っていた
➢
しかし、急性増悪と寛解を繰り返す心不全のコントロールが上手くいかず、息苦しさから夜間救急搬送3回
意向を尊重していたが・・・
トできていなかった。緊急入院後も、同様の事
あり。入院の度に2か月程度の長期入院となり、次第に体重も減少し、呼吸苦、食欲低下も悪化。本人が家
態が発生する可能性について、医師、利用
に帰りたいと希望され(最後の退院時点で要介護4)、訪問診療と訪問看護を導入し、退院2週間後に在宅
者・家族、CMとで検討できていなかった。
で看取る
<事例3>
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要介護5 夫・息子夫婦と同居(息子夫婦は仕事で全く関与なし) 80代 女性、慢性心不全
➢
希望する療養場所は自宅
➢
CMは要支援1から担当。要介護1になった際、老々介護の状況であり、重度化防止に向けて服薬の管理・
事例3)過去のCMの経験から、訪問看護が関
わることで、医師の指示に基づく定期的な療
養状況の評価と緊急時対応に加え、医療機
関との調整を担ってもらうことができるため、
主治医にその必要性の判断を仰いだ。
異常の早期発見が重要となってくることから、主治医に相談し、療養状況等の評価と必要時の介入のため
訪問看護指示が交付。月1回利用と緊急訪問対応を導入。その他、デイサービス週1回を継続利用
➢
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10年以上通院していた総合病院に変わらず通院し、主治医と訪問看護で連携。夜間、休日の急な状態悪
このまま生活できるのか?相談が重要
化については、事前指示による薬物投与等を訪問看護で対応し、緊急入院なく約5年在宅での生活を継続
先の状況は誰しも見通せないが、現在の状
できた
況から複数の専門職種で検討し、見守り、自
5年間の生活の中で、疾患が徐々に悪化し要介護5の状態に。訪問診療に移行し、在宅医療で完結してい
立を支援することは利用者の意向を長く実現
るが、その後も在宅療養を継続され、利用者・家族のQOL維持・向上につながっている
させる上で有用
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