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【資料6】日本チェーンドラッグストア協会提出資料.pdf (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40241.html
出典情報 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和6年度第2回 5/16)《厚生労働省》
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製品の陳列について
「とりまとめ」では、「情報提供の徹底及び不適正な医薬品入手の防止のため、薬剤師等による情報
提供や声掛けの実効性を高める観点から、直接購入者の手の届く場所に陳列しないこととする」と記載
されています。いわゆる「空箱陳列」と呼ばれるものですが、現在想定されている「濫用等のおそれのある
医薬品」は市場に約1,500品目あり、販売現場においてはそのうち約250~400品目をそれぞれ採用
して棚に陳列しており、そのすべてを空箱にして購入者が店頭で現品を触ることができないようにすること
は現実的ではなく、適正使用者のアクセスを過度に阻害します。すなわち、現品をバックヤードに保管す
る場合は、購入者が希望する商品を購入の都度、取りに行くことが求められます。また、鍵付き什器を
設置する場合は、その設置場所の確保およびその什器設置の費用等の負担が生じます。販売店にか
かるこれらの負担は、限りなく実現不可能です。
前述のとおり、JACDSとしては、現行法の規制を強化して、購入者が対象医薬品を手に取って購入
しようとする際などに薬剤師等が対象医薬品の販売コーナーやレジ等において適切に販売に関与するこ
とで、薬剤師等による情報提供や声掛けの実効性は高まると考えております。
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