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資  料 4-2 血漿分画製剤のウイルスに対する安全性確保について(3社検討会提出資料) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40647.html
出典情報 薬事審議会 血液事業部会運営委員会(令和6年度第1回 6/19)《厚生労働省》
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陽性となった事例の詳細
• 平成29年度(2017年)第2回血液事業部会安全技術調査会における、議題:血漿分画製剤におけるE型肝炎
ウイルス及びヒトパルボウイルスB19に対する安全対策について(非公開)の資料として、各社から各ウイ
ルスの陽性率について報告がなされたと認識しております。
• これを受けて、本資料では、2017年からのアップデートとして、2017~2023年の陽性となった事例につい
て下表にまとめ、陽性となったバッグ、プールは排除されていることを確認しました。
検査箇所

メーカー

説明

KMバイオロジクス

HAVおよびヒトパルボウイルスB19について、ミニプールNATを実施し、HAVは検出された場合に、
ヒトパルボウイルスB19は一定の規格値を設け、それぞれ個別バッグを特定した上で陽性として排除し
ている。

日本血液製剤機構※

HAV、HEVでの陽性事例はない。ヒトパルボウイルスB19は陽性と判定したものを排除している。

ミニプール
血漿

武田薬品工業
プール血漿

最終製品

HAVにおいて、陽性と判定された1バッチは適切に排除した。
他のウイルスにおいて、陽性となった事例はない。

日本血液製剤機構
KMバイオロジクス

全てのウイルスにおいて、陽性となった事例はない。

武田薬品工業
日本血液製剤機構
KMバイオロジクス

現行の承認されている製剤において、全てのウイルスに関して陽性となった事例はない。

※ミニプールNATは一部の製剤で実施している

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