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資料2_障害のある方に対するかかりつけ医機能について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40880.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第6回 6/21)《厚生労働省》
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障害者団体・関係団体からのヒアリング③
(5) 配慮
○ 外来受診の時に、その人の障害特性や表現方法を熟知して、医師と患者の関係性をきちんと構築できるよう、ゆと
りを持って診療してほしい。ご飯食べられてますか、眠れていますか、という質問だけでは、その間の変化を伝えづ
らいし、自分の体調悪化を伝えると、薬が増えてしまうことを、非常に嫌がる人たちも多い。
(6) その他
○ かかりつけ医機能を探すのに、医療機関の地域医療連携室のメディカルソーシャルワーカーが、今後とても重要に
なると思う。
○ 精神疾患患者としては、外来の診療所の機能、オンライン診療に期待している。
○ オンライン診療が進むと良い。
○ どの障害でも、外来受診を断られることが多い、という調査結果があるので、対策してほしい。
○ 精神障害者は、発症する時に、自分が精神疾患になったと明快に自覚できる方は非常に少ないため、どこにかかっ
たらいいのか非常に迷うことがある。いつもかかっている内科医にかかる方が多いと思われるが、内科医のほうが十
分な精神疾患の経験と知識がない場合があり、最初に十分な処遇がされない場合に困る場合がある
2. 入院医療に関すること
(1) 入院中の介助者・同行者の受け入れに関すること
○ 入院の際は、病院で介護者を受け入れる制度を医政局からも推進してほしい。
○ 入院中に、同行者、同伴者がいれば精神疾患の患者も入院可のところがあるので、精神疾患の有無によって診療の
受け入れの可否について情報提供してほしい。
○ 入院中のヘルパーの利用について、今は重度訪問の区分6だけという、非常に重度の人だけでだが、区分が低くて
も、時間数は少なくてもよいので、入院中に利用できるよう検討してほしい。
○ 区分4から6までは入院の際の重度訪問介護サービスを使えるようになったが、軽度の方は使えないので、使える
よう検討してほしい。
○ 家族でなければ付添いは認めない病院もあるが、家族には食事の提供もなく入浴もできないので、家族が疲弊して
しまう場合があるので、配慮してほしい。
(2) 入院中の障害者への配慮
○ 入院中の一日の流れとか一週間の予定表があるといい。
○ 入院中にお医者さんが回診に回られる時、話しかけられる時に、いきなり要件だけ話されることが多い。お医者さ
ん、看護師さんの名前をおっしゃってから話して欲しい。
○ 入院中に点滴を受ける際に、その中身が分からない、いきなり腕に点滴を打たれるなど、不安を感じやすい。また、
看護師から場所への移動の支援を受ける際に、背中を押しながら歩かされると、怖く感じるので、配慮してほしい。
○ 知的障害のある方への入院時の医療の説明は、専門用語が多く難しいので、コミュニケーション支援が必要になる。
○ 入院の際は、いろんな書類にサインをしなければいけないが、視覚障害者にとっては難しいため、代読、代筆など
の配慮が必要。

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