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資料2_障害のある方に対するかかりつけ医機能について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40880.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第6回 6/21)《厚生労働省》
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障害者団体・関係団体からのヒアリング④
(3) その他
○ 精神疾患で入院しながら、一般診療科の外来や診療所と、透析などの医療連携ができるという見通しを示してほし
い。そうなれば、地域で必要な医療が受けられるようになる。
○ 知的障害だと、周りの皆様にうるさかったりして迷惑をかけることもあるので、個室代がかかってしまうこともあ
り、負担がある。

3. 在宅医療に関すること
(1) 在宅医療の診療内容について
○ 褥瘡の治療が得意な医師を探すことができるよう、情報提供してほしい。
○ 神経因性膀胱を扱ってくれる泌尿器科医の先生は少ないので、情報提供してほしい。
○ 訪問診療をする精神科を充実させてほしい。
(2) 通訳介助者派遣制度の活用
○ 各自治体に通訳介助者派遣制度があるので、これをやっている派遣事務所と連携して、必要な場合は通訳介助者が
入って、通訳ができるようにしてほしい。
(3) その他
○ 大きい災害が起きた際に、どのようなフォローができるのかということも含め情報提供してほしい。
○ 最近精神科の訪問看護ステーションが非常に増えたが、必要のないところに回数を多く訪問するなどの社会問題も
起きている。訪問看護師の質を向上させる取り組みが必要。
○ 現在のヘルパーは、私服が多いが、全国共通の制服や看護師のような白衣を着ることを義務づけるような制度を設
けると、家族の方もヘルパーを受け入れることに抵抗が減るかもしれない
4. 医師に理解してもらいたいこと
(1) 診療時の配慮
○ どういう障害だとどういう病気になりやすいとか、こういうことが問題だとか、障害のある方の医療の特徴を、か
かりつけ医にも分かってほしい。障害のある方を適切に他の医療機関に紹介できるような、資料をつくってほしい。
○ かかりつけ医が他の医者につなぐ際に、聞こえないという特性をきちんと伝えることができるかどうかを不安に感
じやすい。聴覚障害者に必要な支援は個々人で異なるし、自分で自身の身体状況をうまく説明できない方もいるので、
医師、ヘルパー、その他の医療関係者きちんと連携を取りながら対応してほしい
○ 盲ろう者は、一人ではなく、家族、通訳介助者と一緒に医療機関に行くことが多いが、医師、看護師は、どちらか
というと家族や通訳介助者に向かって話をして、盲ろう者である患者に向かって話をしないことが多い。盲ろう者に
はきちんと伝わっていないことが多いので、配慮をしてほしい。
○ 盲ろう者に診察結果を説明する際は、口頭だけではなく、書面に書いたものが欲しい。医師には、患者である盲ろ
う者の反応や表情を確認しながら、ゆっくり話をしてほしい。ヘルパーや通訳介助者と同行して受診してほしいと言
われることが多いが、障害のある人が一人で来たときにも案内や対応をしてほしい。
○ 知的障害のある子は、治療を受けるにあたって、慣れるとおとなしくじっとしていたりできるので、慣れるまで気
長に先生に診ていただけるとありがたい。

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