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【資料1】急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスに係る具体的な方針について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40990.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第86回 7/8)《厚生労働省》
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3 . 急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスについて

3ー1 急性呼吸器感染症(ARI)の発生動向の把握の目的
前回の感染症部会での決定事項
COVID-19を含む急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス体制を整備することについて了承得られた。
急性呼吸器感染症(ARI)とは
急性呼吸器感染症は、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)あるいは下気道炎(気管支炎、
細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称。
急性呼吸器感染症(ARI)の発生動向の把握の目的

• 急性呼吸器感染症(ARI)の定義に合致する症例(症候群)より収集された検体から、各感染症の病原体等の発生
数を集計し、国内の急性呼吸器感染症(ARI)発生の傾向(トレンド)や程度(レベル)を把握すること。
• インフルエンザ、COVID-19、RSウイルス感染症等の感染症のほか、その他感染症を含む感染症について、
流行中の呼吸器感染症を把握するとともに、検出された病原体分離株の解析を行うことで平時より呼吸器感染
症の包括的なリスク評価を実施すること。
• 将来、新型インフルエンザ等感染症等が発生した場合にも、平時から継続的に動向を把握することが可能にな
るとともに、平時のサーベイランス体制への移行がスムーズとなることが期待される。

把握体制(案)
軽症例

急性呼吸器感染症
(ARI)

重症例
(SARI)

疾患特異的




発生動向調査(ARI定点を除く定点把握、全数把握)
ゲノムサーベイランス(ARI病原体定点を用いて把握)

症候群




発生動向調査(ARI定点/病原体サーベイランス)
入国時感染症ゲノムサーベイランス

疾患特異的



発生動向調査(インフル、COVID-19等基幹定点)

症候群




重症呼吸器感染症(SARI)サーベイランス
発生動向調査(疑似症サーベイランス)

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