よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4_離島・へき地における薬物治療のあり方について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41490.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第7回 7/19)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループとりまとめ 抜粋
4.地域における薬剤師の役割
(3)地域の実情に応じた薬剤師サービス等の提供体制の検討
③へき地・離島等への対応



薬剤師の従事先には地域偏在があり、へき地・離島等においては地域で必要な薬剤師サービスが提供でき
ていない場合がある。



へき地・離島等における医療提供体制は、医療計画に基づいて整備されている。薬局の開設、薬剤師の確
保等についても、将来的には医療計画かそれに相当する行政計画に基づき、各地域において対応を進めるべ
きであり、そのために必要な情報の整理等を進めるべきである。



へき地・離島等における薬局の開設や薬剤師の確保等を進めるためには、地域における薬局・薬剤師の果
たす機能や医療需要等も踏まえた上で、定量的な数値により必要量や供給量、偏在等を評価できるような指
標が必要であり、早急にその指標を整備する必要がある。



それぞれのへき地・離島等への具体的な対策は、行政の関係部局、関係団体等が協議・連携して、薬局の
開設、薬剤師の派遣、オンライン服薬指導等の対応を行なうことが重要である。



モバイルファーマシーは現時点では、へき地・離島等への対策としての利用は認められていないが、対面
による薬剤師サービスの必要性という観点から、その活用を求める声がある。



これに対し、へき地・離島等において薬局がない場合には、対面の代替手段としてオンライン服薬指導と
自宅等への訪問を組み合わせることなどにより薬剤師サービスの提供が可能であり、安易にモバイルファー
マシーを本来の用途(災害時)以外に用いる必要性は考えられないとの意見があった。



このほか、へき地・離島等ではオンライン服薬指導後の薬剤の配送に時間を要する場合があり、患者の
様々なニーズに対応するためには、ドローンによる配送等も検討すべきではないかとの意見があった。
9