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【資料5-1~2】ツロブテロール[1.9MB] (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41758.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第28回 7/26)《厚生労働省》 |
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2.スイッチ OTC 化の妥当性評価にあたっての必要情報
承認年月日
1998 年 9 月 30 日
再審査期間
1998 年 9 月 30 日~2004 年 9 月 29 日
再審査結果
通知日
再審査結果
2009 年 6 月 19 日
カテゴリー1(薬事法第 14 条第 2 項各号(承認拒否事由)
のいずれにも該当しなかった。)
ホクナリンテープは、マイラン EPD 合同会社が創製した交
感神経アドレナリン β 2 受容体刺激薬ツロブテロールを含有
する世界で初めての長時間作用性経皮吸収型気管支拡張剤
である。
ツロブテロールは気管筋に対して選択的に作用し、その塩
酸塩は経口剤として 1981 年 9 月より発売され,現在も臨床
に供されている。一般に、呼吸機能にはサーカディアンリ
ズム(日内リズム)があり、1 日のうち深夜から早朝にかけ
て低下することが知られている。特に気管支喘息において
はモーニングディップと呼ばれる早朝の呼吸機能の低下と
開発の経緯
なってあらわれ、これによって起こる早朝発作は患者や介
(インタビ
護者の大きな負担になっている。マイラン EPD 合同会社で
医療用医薬品 ュ ー フ ォ ー はこれらの問題に対して、ツロブテロールの血中濃度を必
の特徴・概要 ム 1) 等より) 要な時間に必要な濃度にコントロールすることで解決し、
かつ、全身性の副作用を回避するために、1 日 1 回貼付製剤
ホクナリンテープの開発に着手した。
ホクナリンテープは持続性に優れた気管支拡張作用を示
し、臨床的にはサーカディアンリズムを考慮した時間薬物
治療が可能であり、気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など
諸症状の改善に有用性が認められ、1998 年 9 月に承認を得
た。
2022 年 12 月、マイラン EPD 合同会社からヴィアトリス製
薬株式会社へ製造販売承認の承継及び販売移管を行った。
(1)TCS * により主薬の放出をコントロール
*
TCS(Transdermal Chrono-delivery System):
治療学的・製
経皮時間制御送達システム
剤学的特性
(2)持続的な気管支拡張作用(経皮投与:イヌ・モルモット)
(インタビ
(3)気管筋(β 2 受容体)に高い選択性(in vitro:モルモッ
ューフォー
ト)
ム 1) 等より)
(4)1 日 1 回貼付で臨床効果を発揮
(5)モーニングディップを抑制(就寝前貼付)
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承認年月日
1998 年 9 月 30 日
再審査期間
1998 年 9 月 30 日~2004 年 9 月 29 日
再審査結果
通知日
再審査結果
2009 年 6 月 19 日
カテゴリー1(薬事法第 14 条第 2 項各号(承認拒否事由)
のいずれにも該当しなかった。)
ホクナリンテープは、マイラン EPD 合同会社が創製した交
感神経アドレナリン β 2 受容体刺激薬ツロブテロールを含有
する世界で初めての長時間作用性経皮吸収型気管支拡張剤
である。
ツロブテロールは気管筋に対して選択的に作用し、その塩
酸塩は経口剤として 1981 年 9 月より発売され,現在も臨床
に供されている。一般に、呼吸機能にはサーカディアンリ
ズム(日内リズム)があり、1 日のうち深夜から早朝にかけ
て低下することが知られている。特に気管支喘息において
はモーニングディップと呼ばれる早朝の呼吸機能の低下と
開発の経緯
なってあらわれ、これによって起こる早朝発作は患者や介
(インタビ
護者の大きな負担になっている。マイラン EPD 合同会社で
医療用医薬品 ュ ー フ ォ ー はこれらの問題に対して、ツロブテロールの血中濃度を必
の特徴・概要 ム 1) 等より) 要な時間に必要な濃度にコントロールすることで解決し、
かつ、全身性の副作用を回避するために、1 日 1 回貼付製剤
ホクナリンテープの開発に着手した。
ホクナリンテープは持続性に優れた気管支拡張作用を示
し、臨床的にはサーカディアンリズムを考慮した時間薬物
治療が可能であり、気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など
諸症状の改善に有用性が認められ、1998 年 9 月に承認を得
た。
2022 年 12 月、マイラン EPD 合同会社からヴィアトリス製
薬株式会社へ製造販売承認の承継及び販売移管を行った。
(1)TCS * により主薬の放出をコントロール
*
TCS(Transdermal Chrono-delivery System):
治療学的・製
経皮時間制御送達システム
剤学的特性
(2)持続的な気管支拡張作用(経皮投与:イヌ・モルモット)
(インタビ
(3)気管筋(β 2 受容体)に高い選択性(in vitro:モルモッ
ューフォー
ト)
ム 1) 等より)
(4)1 日 1 回貼付で臨床効果を発揮
(5)モーニングディップを抑制(就寝前貼付)
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