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今夏の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた保健・医療提供体制の確認等について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00452.html
出典情報 今夏の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた保健・医療提供体制の確認等について(7/24付 事務連絡)《厚生労働省》
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なお、緊急性の乏しい転院搬送については、本来、消防機関が実施する

ものではないため、医療機関が所有するいわゆる病院救急車、消防機関が
認定する患者等搬送事業者等を活用することを検討すること。
(参考)転院搬送における救急車の適正利用の推進について

「転院搬送における救急車の適正利用の推進について」
(平成 28 年3月 31 日付け消
防救第 34 号消防庁次長、医政発 0331 第 48 号厚生労働省医政局長連名通知)

(3) 医療機関等情報支援システム(G-MIS)の活用


医療機関等情報支援システム(G-MIS)について、新型コロナ患者の受

入可能病床数及び新型コロナ入院患者を受け入れた場合の入院患者数の入
力ができる日次調査は、厚生労働省からの入力依頼は本年3月末で終了し
たところであるが、日次調査の機能は残している。都道府県においては、
医療機関における入院者数等を把握するため、感染状況を踏まえ、管轄下
の医療機関に対して G-MIS への入力を依頼する等、積極的に活用されたい。
(4) 都道府県による入院先決定への協力の検討


新型コロナ患者については、引き続き、原則、医療機関間で入院先の決

定(入院調整)を行うこととしているが、都道府県においては、感染拡大
局面において、地域の実情を踏まえ、G-MIS の活用等を通じて入院先の決
定への協力や支援等を行うことを検討されたい。
(5) 院内感染対策の徹底


院内感染対策については、手指衛生の徹底、適切な個人防護具の着用、

ゾーニングや室内換気の徹底が重要である。
こうした院内感染対策の例は「診療の手引き(※)」においても、記載
しているため、適宜活用・周知されたい。
(※)
「新型コロナウイルス感染症 COVID-19

診療の手引き 第 10.1 版」
(p.59~64)参照

https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf

4.地域住民等に対する基本的な感染対策の再周知


新型コロナウイルス感染症の感染予防には、換気、手洗い・手指消毒な

どの基本的な感染対策が有効である。特に、高齢者や基礎疾患のある方が
感染すれば重症化リスクも高まるため、通院や高齢者施設を訪問する時な
どは、感染予防としてマスクの着用が効果的である。帰省等で高齢の方と

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