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参考資料1-4  浜口班の議論における参考資料(令和3年12月21日開催) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24719.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和3年度第6回 3/29)《厚生労働省》
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令和3年度第1回安全技術調査会

資料1

令和3年4月 27 日
血液事業部会安全技術調査会

新型コロナウイルス感染症に係る対応(案)
新型コロナウイルス感染症の流行及び新型コロナウイルスのワクチン接種が
開始されたことに鑑み、新型コロナウイルス既感染者及び新型コロナウイルス
のワクチン接種者に対する採血制限の考え方について、検討が必要となってい
る。
なお、ワクチン接種後の採血制限については、血液製剤の安全性向上の観点を
中心に議論が進められてきた経緯があり、令和2年8月 27 日付薬生発 0827 第
7号により、通知されているところである。

(1)新型コロナウイルスのワクチン接種者の採血制限について
本年2月12日の安全技術調査会では、新型コロナウイルスのワクチンの接
種が開始されることに鑑み、厚生労働科学研究班(「安全な血液製剤の安定供給
に資する適切な採血事業体制の構築に関する研究」代表 浜口功 国立感染症
研究所血液・安全性研究部長、以下「浜口班」という。)においてとりまとめら
れた知見を参考に、全ての種類の新型コロナウイルスのワクチンについて、国内
外における採血制限及び接種後症状の発生状況等を踏まえ、献血者の安全確保
の観点から、調査会として、当分の間、接種後4週間とする意見をまとめ、引き
続き知見を収集し改めて検討すべきとしていた。
今般、本邦におけるワクチン接種が進められていることから、浜口班において
改めて知見の整理を行ったところ、以下のとおりであった。
① 浜口班における見解(4月7日、19 日)
現在、本邦で接種が行われているコロナウイルス修飾ウリジン RNA ワクチ
ン(mRNA ワクチン)については、血液製剤の安全性の観点からは、不活化ワ
クチンと同様に整理することが可能と考えられる。浜口班においては、献血
者の安全確保の観点から、以下の点を考慮すると、接種後 1 週間以内、少な
くとも接種後の発熱等が多く認められている接種後 48 時間は、採血を見合わ
せることが適切であるとの意見が多かった。
 ワクチンの投与開始初期の重点的調査(コホート調査)において、2回目
接種後の 37.5℃以上の発熱(4割)、頭痛(5割)、全身倦怠感(7割)を
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