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【資料2】精神保健医療福祉に関する施策について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42139.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第2回 8/7)《厚生労働省》
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令和5-6年度厚生労働科学研究「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体
制における入院医療による支援のための研究」(研究代表者:村井俊哉)
背景



令和4年6月の「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書においては、
精神障害を有する方や精神保健上の課題を抱えた方が、その意向やニーズに応じ、身近な地域で切れ目なく
サービスを用して、地域で安心して暮らせる体制を構築する必要があるととりまとめられている。その中で、
精神科医療体制においては入院・入院外の体制について実効的な体制整備が求められている。



入院医療では非自発的入院、特に医療保護入院について権利擁護の観点から見直しの必要性がとりまとめら
れ、「患者の同意が得られない場合の入院医療のあり方に関する基本的な考え方」「患者のニーズに応じた
医療の提供等」「関係者の負担等」「海外の制度との対比等」が今後の検討課題として挙げられている。
目的



現状の把握と課題の抽出を学際的に行い、今後の方向性に関する施策の判断に必要な要素の抽出と、その量
的把握を行うことを目的とする。
内容



医療保護入院が適応となる状態に関する実態の把握と課題の抽出。



医療保護入院に関する法学・社会学的な整理と課題の抽出。



医療保護入院を含めた精神科医療における入院形態とその評価に関する国際比較。



日本の歴史的な観点や文化・風土を勘案した精神科入院に関する文献レビュー。



日本が関わる様々な精神保健医療福祉に関する国際会議や各種報告等で必要となる現状と課題に関する基礎
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的データの提供。