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議題3 参考資料5(先-5) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42187.html
出典情報 先進医療会議(第134回 8/8)《厚生労働省》
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様式第5号

先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:子宮内膜受容能検査(ERA)
適応症:胚移植を受ける不妊症患者(これまで反復して着床・妊娠に至らないものに限る)
内容:
(先進性)
子宮内膜受容能検査(ERA)に基づき個別化胚移植(pET)を行うという概念は、2013 年に初めて
報告され、反復して着床・妊娠に至らない一部の不妊症患者では、
「着床の窓」
(WOI)のずれが、
着床不全の原因となることが示唆された。
(概要)
吸引用子宮カテーテルを用いて、子宮内膜を採取する。
ホルモン補充周期の場合は、エストロゲン投与により一定の厚さに子宮内膜を肥厚させ、その後、
プロゲステロン投与開始後 6 日目(120 時間目)で子宮内膜採取を行う。
自然採卵周期の場合は LH
サージ後 7 日目またはhCG 投与後の 6 日目に採取するが、自然周期では、血中 LH が不規則に
上昇する症例もあり、医師により判断が異なる症例があるため、ホルモン補充周期のみで ERA
を実施とする。
採取した子宮内膜を検体とし、次世代シークエンサーをもちいて 236 遺伝子を網羅的に解析し、
内膜組織が Receptive(受容期)か Non-receptive(非受容期)かを評価する。
また、Non-receptive の際はどのくらい Receptive までに差があるかも評価を行う。
子宮内膜が着床を受容する期間に周期を同期させ、胚移植を行うことで着床率の向上を目指す。
(効果)
本検査結果に基づいて適切な時期に胚移植を行うことにより、着床率等が改善する可能性があ
る。
(先進医療にかかる費用)
先進医療に係る費用は 137,500 円である。

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