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資  料 3 日本赤十字社におけるヘモビジランス 2023 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42777.html
出典情報 薬事審議会 血液事業部会 安全技術調査会(令和6年度第1回 8/30)、運営委員会(第2回 8/30)(合同会議)《厚生労働省》
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輸血副作用

TRALI・TACO評価結果(2023年)
TRALI TypeⅠ, 7, 5% ※

※ 同一患者で2回発生

TRALI Type Ⅱ, 2, 1%

DATA不足,
13, 8%

TRALI/TACO, 1, 1%
その他, 23,
15%
ARDS, 3, 2%
TAD, 10,
7%

計153件
TACO, 94,
61%

 TRALI事例9例の患者内訳は、男性6例、女性3例、
70代6例、10代、50代、80代がそれぞれ1例であり、
製剤内訳はFFP、PCが1例ずつ、RBCが3例、複合製
剤使用が5例。
 TRALI typeIIの1例で製剤の抗白血球抗体が陽性だが、
患者リンパ球との交差適合試験は陰性。
 TACO 94例のうち、69例(77.7%)が60代以上で
あり、6割以上が新生物(血液がん含む)、循環器疾
患、血液及び造血器疾患。
 TACO事例は、6~7割が「TRALI疑い」として医療機
関から報告されてきたが、2023年はTRALI疑いが4
割となり、TACO疑いと報告される事例が増加

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