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資 料 3 日本赤十字社におけるヘモビジランス 2023 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42777.html |
出典情報 | 薬事審議会 血液事業部会 安全技術調査会(令和6年度第1回 8/30)、運営委員会(第2回 8/30)(合同会議)《厚生労働省》 |
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輸血副作用
輸血副作用まとめ
• 2023年に報告された非溶血性輸血副作用は2,782件で、重篤症例が
768件、27.6%であった。
• 副作用分類別では、アレルギー・重症アレルギーが1,867件であり、
報告の67%を占めていた。
• 副作用報告頻度が最も高いのは血小板製剤であった。
• 2023年のTRALI確定症例は10件(TRALI type Ⅰ 7件, TRALI type
Ⅱ 2件,TRALI/TACO 1件)であり、評価数の6.5%であった。
TACOと評価された症例は94件であり、評価数の61%であった。
TACOとされた症例のうち約半数でBNPの上昇が認められた。
• 溶血性副作用は19例の報告がり、そのうち11件で患者に不規則抗体
の存在が確認または報告された。Rh系が主な抗体であったが、高頻度
20
抗原に対する抗体の報告もあった。
輸血副作用まとめ
• 2023年に報告された非溶血性輸血副作用は2,782件で、重篤症例が
768件、27.6%であった。
• 副作用分類別では、アレルギー・重症アレルギーが1,867件であり、
報告の67%を占めていた。
• 副作用報告頻度が最も高いのは血小板製剤であった。
• 2023年のTRALI確定症例は10件(TRALI type Ⅰ 7件, TRALI type
Ⅱ 2件,TRALI/TACO 1件)であり、評価数の6.5%であった。
TACOと評価された症例は94件であり、評価数の61%であった。
TACOとされた症例のうち約半数でBNPの上昇が認められた。
• 溶血性副作用は19例の報告がり、そのうち11件で患者に不規則抗体
の存在が確認または報告された。Rh系が主な抗体であったが、高頻度
20
抗原に対する抗体の報告もあった。