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資料2-2 令和5年度血液製剤使用適正化方策調査研究事業 (秋田県合同輸血療法委員会 面川参考人提出資料) (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43282.html |
出典情報 | 薬事審議会 血液事業部会適正使用調査会(令和6年度第1回 9/9)《厚生労働省》 |
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調査結果まとめ(TACOに関する多施設啓発と TACO pre-transfusion checklist の導入検討)
• 調査項目
TACO に関する認知度,発症原因の認知度,ハイリスク患者の認知度,
実際の経験事例・疑い症例の有無,対処方法,実際行っている予防方
法に関して(事前検査,投与量,投与速度,利尿剤など)について
• 対象:各医療機関 輸血療法委員会所属委員
• 有効回答数:85
薬剤師
その他
6%
1%
臨床検
査技師
26%
医師
43%
看護師
24%
• 認知度調査に関しては、職種別にみると看護師の認知が低い傾向がみられた。ベッドサイドで最も早くTACOに
直面する可能性の高い看護師の認知度を向上させる方策が必要である。
• TACO の臨床所見の設問に関して「呼吸音や心音等」、「胸部レントゲン所見」に関する認知度が低い傾向で
あった。
• TACO の危険因子では「低アルブミン血症」、「低体重患者」に関する認知度が低い傾向であった。
• 「チェックリストの導入にハードルはあるか」の設問については、 約40%がハードルが高いと回答した。
• 医師からは「具体的な検査値設定が必要」、「リスク点数化・グレード評価」、「チェック労力とリスクのベ
ネフィット」など幅広く要望が挙げられた。
• 臨床検査技師からは「チェックするタイミング」、「看護師が主体となりチェックできないか」、「業務負担
増をどうするか」、「頻回輸血患者での運用方法」などが挙がった。本邦のガイドライン等も考慮しチェック
リストを簡素化する提案がなされた。
9
• 調査項目
TACO に関する認知度,発症原因の認知度,ハイリスク患者の認知度,
実際の経験事例・疑い症例の有無,対処方法,実際行っている予防方
法に関して(事前検査,投与量,投与速度,利尿剤など)について
• 対象:各医療機関 輸血療法委員会所属委員
• 有効回答数:85
薬剤師
その他
6%
1%
臨床検
査技師
26%
医師
43%
看護師
24%
• 認知度調査に関しては、職種別にみると看護師の認知が低い傾向がみられた。ベッドサイドで最も早くTACOに
直面する可能性の高い看護師の認知度を向上させる方策が必要である。
• TACO の臨床所見の設問に関して「呼吸音や心音等」、「胸部レントゲン所見」に関する認知度が低い傾向で
あった。
• TACO の危険因子では「低アルブミン血症」、「低体重患者」に関する認知度が低い傾向であった。
• 「チェックリストの導入にハードルはあるか」の設問については、 約40%がハードルが高いと回答した。
• 医師からは「具体的な検査値設定が必要」、「リスク点数化・グレード評価」、「チェック労力とリスクのベ
ネフィット」など幅広く要望が挙げられた。
• 臨床検査技師からは「チェックするタイミング」、「看護師が主体となりチェックできないか」、「業務負担
増をどうするか」、「頻回輸血患者での運用方法」などが挙がった。本邦のガイドライン等も考慮しチェック
リストを簡素化する提案がなされた。
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