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令和5年度「ギャンブル障害及びギャンブル関連問題実態調査」の報告書(速報) (5 ページ)

公開元URL https://www.ncasa-japan.jp/pdf/document97.pdf
出典情報 令和5年度「ギャンブル障害及びギャンブル関連問題実態調査」の報告書(速報)を公表します(8/30)《厚生労働省》
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「依存の問題で相談機関を利用された方へのアンケート」:調査(B)主要な結果①
【有効回答の内訳】
○ 当事者:288名(男性251名 女性32名
家族 :382名(男性73名 女性 302名


性別未回答5名)
性別未回答7名)【図表7】

当事者の平均年齢:男性43.9歳(標準偏差11.8歳)
家族の平均年齢 :男性61.2歳(標準偏差11.7歳)

女性42.7歳(標準偏差16.5歳)
女性52.9歳(標準偏差12.1歳)

【主要な結果】
(1) 相談の原因となった依存の種類
○ 当事者の相談の原因となった依存の種類※1はギャンブルの問題(64.9%)、アルコールの問題(17.0%)の順で多く、家族の相談
の原因となった当事者の依存の種類では、ギャンブルの問題(58.1%)、アルコールの問題(25.1%)の順で多かった【図表8】。
※1 相談の原因となった依存の種類については、当事者票、家族票ともに複数回答の項目として設定。割合(%)は有効回答数を母数として算出。

(2) 当事者のギャンブル行動の特徴※2
○ 当事者の問題となっているギャンブルの種類(当事者回答)は、パチスロ、パチンコ、競馬の順で多かった。なお、オンラインカ
ジノについては、7.5%が「当事者の問題となっているギャンブルの種類」として回答している。【図表9】。


ギャンブルの問題に気付いてから初めて病院や相談機関を利用するまでの期間は、平均2.9年であり、1年未満で相談に来たと回答
した人が最も多かった(56.1%)【図表10】。

(3) 家族が回答した当事者のギャンブル問題行動※3
○ 家族が回答した「当事者にとって問題となっているギャンブルの種類」は、パチンコ、パチスロ、競馬の順で多かった。なお、オ
ンラインカジノについては、11.7%が家族が「当事者の問題となっているギャンブルの種類」として回答している。【図表9】


当事者のギャンブル問題に気付いてから、初めて病院や相談機関を利用するまでの期間は平均3.5年であり,1年未満で相談に来た
と回答した人が最も多かった(52.4%)【図表10】。

※2 ※3 相談の原因となった依存の種類について、「ギャンブル問題」を選択した者を対象に集計。