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参考資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43126.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第4回 9/11)《厚生労働省》
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第3回の議論のまとめ(1)

◆妊産婦や家族の状況


「日本の社会は、子どもを産み育てやすい社会だと思いますか」との問いに、「あまりそう思わない」と「全くそう思わない」という方が、母
親で70%、父親で59.1%という結果。「日本社会において出産・育児がしやすいと思わない理由」については、母親・父親ともにトップは
「経済的・金銭的な負担が大きいから」で、8割から9割を占める結果であった。前年と比較すると、母親は「子育てしながらの家事の負担
が大きいから」「子育てにおける体力的・身体的負担が大きいから」「子育てにおける精神的負担が大きいから」が増加、父親では「将来の
社会への不安が大きいから」「子育てにおける精神的負担が大きいから」が理由として増加している結果になっている。(2023年の調査)



こどもを産んでよかったかどうかという問には、ほぼ全員の父親・母親が「子どもを産んでよかった」というところにポイントしている。「こ
どもをあと1人以上欲しいですか」という質問には、そう思う父親・母親は約7割だが、低下傾向にある。「子どもをあと1人以上欲しい」と
思う母親は全体で7割、2020年時点からの推移で見ると5ポイント以上減少しており、低下傾向が続いている。一方「0人(もっと欲しい
が難しい)」と思う方が増加している傾向にある。(2023年の調査)



父親の育休利用は大幅増加傾向にある。出産・育児に当たっての父親の休暇取得状況をヒアリングしたところ、母親・父親ともに、配偶者
が「育児休業制度を利用し休みをとった」が最も高い。2022年10月に新設された「産後パパ育休」利用者も含めると、制度利用による休
暇取得者の増加は顕著である。育休休暇は徐々に浸透傾向にあるのではないか。(2023年の調査)



「男性育休が普及するためには何が必要ですか」との問いには、「休みやすい職場の体制・雰囲気づくり」「育休中の収入補填」が必要と答
えている者が多い。もっと育児に関わりたい男性は9割程度と多数を占めており、育児に関わりたいと思っている男性が高い水準でいる
ことが分かる。(2023年の調査)



予期せぬ妊娠、思いがけない妊娠をした人たちは経済的な問題を抱えている人も多く、出産で受診するのにお金がかかる、あるいは妊婦
健診受診券をもらったけれども、持ち出しが多い、あるいは出産費用は物すごくお金がかかるのではないのかと、先のことをネットで調べ
た結果、出産に至らない、自分で分娩し虐待し0日死亡を起こすというような方たちも増えてきている。

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