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資料3 電子処方箋等検討ワーキンググループの検討状況について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43130.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会(第16回 9/12)《厚生労働省》
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参考

薬局起点の情報の共有・標準化等について


薬局では、処方箋に基づき薬剤師が調剤した薬剤に係る情報のほか、患者への服薬指導に係る情報が保有されている。それらの情報は、
他の医療機関・薬局に郵送やFAX等で文書として共有されている。このような薬局から他の医療機関等※へ共有される情報は、服薬情報
提供書(トレーシングレポート)等と呼ばれ、医療保険上においても薬局から医療機関への情報が要件に組み入れられている。
(※)医療機関・薬局以外にも、介護施設等に共有されることがある。



既に電子処方箋を導入している薬局の中には、調剤結果登録において、電子処方箋のコメント欄に医療機関の医師へのコメントを記載
し、伝達をしている場合がある。電子処方箋のコメント機能が医療従事者間のコミュニケーションを促進する効果はあるが、あくまでコ
メントを記載する機能であり、また、情報伝達のタイミングが電子処方箋の発行時や調剤結果登録時に限られることとなる。



このため、電子処方箋等検討ワーキンググループにおいて、薬局から医療機関等への電子的な情報共有について、検討を行っている。

<外来がん化学療法の患者>
・該当レジメンの副作用等を踏まえた奏効性の
判断等。
<喘息やCOPDの患者>
・服薬状況による効果測定等。
<在宅の患者>
・在宅における最適な治療方針の判断等。

医師・歯科医師


化学療法に関する情報提供文書

吸入薬指導に関する情報提供文書

居宅療養管理指導報告書

<外来がん化学療法の患者>

・抗がん剤により疑われる副作用等の体調変化の有無に
ついて確認。状態に応じた患者への服薬指導等。

<喘息やCOPDの患者>

・文書や練習用吸入器等を用いた吸入薬の適切な使用等
に係る服薬指導や薬学的管理。

<在宅の患者>

・医師からの診療情報提供書に基づいた在宅での
管理指導計画の策定や、患者の状態確認等。

病院薬剤師 等

病院・診療所

薬局薬剤師

かかりつけ患者に関する情報提供文書

薬局

かかりつけ薬局からの情報提供を踏まえた臨時的な
状況判断等。
薬局

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